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~ルーキー特集2023~ 【ワンダーフォーゲル部】未知なる世界に飛び込む

左、武山・右・松並

 日々過酷な自然に足を運ぶワンダーフォーゲル部。今回は、新たな環境に足を踏み入れた期待のルーキー2人にお話を伺った。1人目は、松並大仁。元々アクティブなことが好きだったという松並は、新歓で貰ったチラシを見て興味を持ち、入部を決意した。そんな彼は、「先輩がフレンドリーで話しかけやすい人が多い」と、部の暖かい雰囲気を実感。前を行く先輩たちを全力で追いかけ、日々努力を重ねている。しかし、活動中に足が思うように動かず、「登山経験はまだ全然足りてない」(松浪)と、経験不足を痛感する場面もあった。今後は、登山においてまずは重要な体力強化を図る。また、「後輩たちを山に連れて行かなければならない立場になるので、今先輩たちがいる環境の中でどんどん吸収していきたい」と、精神面での成長も誓った。

 2人目は、武山颯良。中学校時代はハンドボール、高校時代はラグビーと、様々なスポーツに触れてきた。大学でも新しいスポーツを始めるため、ワンダーフォーゲル部の門戸を叩いた。大学に入学して約4カ月。高校時代と大学の部活動のの違いについて尋ねると、「顧問の先生が常にいないので、自分たちの主体性が結構大事になってくる」と語ってくれた。そんな彼は、個性的な部員が多いというワンダーフォーゲル部に刺激を受けながら、日々活動に励んでいる。4年間の目標については「山での生活は肉体的にも精神的にも厳しいので、それを乗り越えるメンタル、体力をつけ、4年間怪我なく終わりたい」と語り、自身の心身の成長を誓った。

 部員たちは、自ら厳しい自然に乗り込み、しかし、自然を誰よりも愛し、誰よりも楽しんでいる。未知なる環境に飛び込んだルーキー2人は今後どのような成長を見せてくれるのか。彼らの今後の活躍に期待だ。

(文責・撮影・大嶽悠雅)

★共通質問「自身にキャッチコピーをつけてください」

松浪:「日々努力男」。笑 トレーニングをサボらないのはもちろんですが、日々のあらゆることに努力したいからです。

竹山:「探究心の塊」 探求心が強いタイプなので。

◆松並大仁(まつなみ・ひろと)

大阪教育大学附属平野校舎出身。2004年6月9日生まれ。

◆武山颯良(たけやま・そら)

愛知県立一宮西高校出身。2004年7月6日

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