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~ルーキー特集2023~ 【空手道部】道場に新風吹き込む

 前大会の《第67回・全日本学生空手道選手権大会》の個人女子では組手・形共に優勝獲得という華々しい結果を残した同志社空手道部。今年も期待のルーキー達が多く入部した中、注目の3人を紹介する。

 1人目は稲垣。競技を始めたのは2歳の時。実家が空手の道場で気が付けば空手が生活の一部となっていた。長い競技人生の中で最も大切にしていることは、対戦相手を尊重すること。相手を尊重し、また高めあえる環境が彼をこんなにも強くさせたのだ。「来年の全日本は絶対に優勝する」。長年にわたり培ってきた技術力で他を圧倒し、優勝トロフィーをもった稲垣が見られるに違いない。

 2人目は山川。兄が競技に取り組む姿を見て3歳から空手を始めた。大学に入ってからは試合での日々の走り込みを欠かさず、体力作りに勤しんでいる。自身が試合に出れない時により練習に対して熱を入れようと思い、試合に対するモチベーションを保っている。「礼に始まり礼に終わる」という言葉を大切にし、節度を守った関係がある空手部の雰囲気がいいと語る。自身の極端な強みがないことに気づき、様々な人にアドバイスを貰いながら模索し試合で勝っていけるように強くなりたいと目標を教えてくれた。

 3人目は片岡。 背の高さを生かした相手の隙を突くプレーが得意。父が空手の先生であった影響で3歳から競技を始めた。組手の試合に向けて、相手をよく見て反応を上げることを意識していると語った。双子の姉の活躍を見て試合に向ける思いはさらに強くなると、互いを高め合う兄弟の絆を大切にしている。相手を敬うことを大切にし、自身のプレースタイルを活かした戦いで体重別での優勝を目標を掲げた。

左から片岡、稲垣、山川

 幼少期から空手道に触れてきた3人。大学に入学して間もない彼らはそれぞれの目標に向かって日々の鍛錬を続ける。数年後には成長した新入生たちが同志社空手道部を引っ張っていく力強いエースとしての姿を見られるだろう。(倉田蓮大・平沼栞)

★共通質問

「自分にキャッチコピーを付けてください」

稲垣「絶対王者」

来年も連覇します!!

山川「不撓不屈」

高校の部活で大切にしていた言葉だから。

片岡「執念」

最後まで諦めない気持ちを大切にしたい。

〇プロフィール

◆稲垣虎太郎(いながき・こたろう)

種目は形。大阪府・浪速高校出身。スポーツ健康科学部1年。

◆山川竜空(やまかわ・りく)

種目は組手。京都外大西高校出身。商学部1年。

◆片岡藍(かたおか・あい)

種目は組手。大阪学芸高校出身。スポーツ健康科学部1年。

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