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~ルーキー特集2023~ 【バドミントン部女子】確かな実力を武器にチームに欠かせない存在へ

 新戦力を加え、さらなる進化を遂げたバドミントン部女子。新たにチームに加わった1年生の中から、尾形と田中に話を伺った。

肩を組む左・田中、右・尾形(本人提供)

 姉の練習についていったことがきっかけで、尾形は6歳の時に競技を始めた。その後、憧れの先輩を追いかけて同志社大学へ進学。「同期や先輩のレベル、練習の質が高い」と、高校時代との環境の変化を実感した。

 「まだまだ実力不足だと感じた大会だった」。その言葉から、春季リーグ戦を経て浮き彫りになった課題と真摯(しんし)に向き合う姿がうかがえる。その反面、「全試合で自分の全力を出せた」と、次につながる大きな収穫も得た。

 西日本インカレに向けて、「1試合でも多く勝って、チームに貢献したい」と次なる戦いへ闘志を燃やす尾形。持ち味である持久力と、左利きの長所を生かしたクロスカットを武器に、幾多の難局を切り抜けるに違いない。

 一方、田中が競技を始めたのは8歳の時。家族がバドミントンを楽しむ姿に影響を受けた。大学進学後に一人暮らしを始め、「自分で管理しなければならない環境が増えた」と、多忙な日々を送っている。

 「勝利に貢献することができた」と、確かな手応えを得た春季リーグ戦。同時に、修正すべき課題も露呈した。「1ゲーム目を取った時や、リードしている時にエラーが増えた」。次戦に向けて、確実に課題を克服する。

 「団体戦で出場した試合は全部勝つ」。西日本インカレに向け、力強く意気込みを語った田中。自身の強みを生かし、チームの勝利に大きく貢献せよ。

 高い志を持ち、ひたむきに努力を重ねる尾形と田中。西日本インカレではこれまでの自分たちを超えるべく、どんな強敵が相手でも果敢に立ち向かう。(文責:小野理紗、画像:本人提供)

ポーズをとる左・田中、右・尾形(本人提供)

☆共通質問「自身にキャッチコピーを付けてください」

尾形:「石の上にも17年。バドミントンを始めてから13年。これからも4年生の最後まで粘り強く頑張っていくという意味です」。

田中:「負けず嫌い」。

◆尾形珠季(おがた・みき)

2004年12月29日生まれ。愛知県・名古屋経済大学市邨高校出身。スポーツ健康科学部1年。156㌢。

◆田中夢理(たなか・ゆり)

2005年1月26日生まれ。岡山県・倉敷中央高校出身。スポーツ健康科学部1年。157㌢。

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