優秀な成績を収め、日々進化し続けるボードセイリング部。今回は、新入部員の中から2名の選手が取材に応じてくれた。
　1人目は、小林(心理1)。6月に行われた関西新人大会第一戦では、メンズ4位入賞を果たした。

　彼とウィンドの出会いのきっかけは、初心者でも夢を持つことができること。99%が大学から始める初心者という言葉を掲げるボードセイリング部に魅力を感じ、入部を決意した。スポーツをするからには上を目指したいという熱い気持ちを胸に着々と成長を遂げている。「苦手風域の少ない、弱点の少ない選手になりたい」。尊敬できる人が多く、競技技術だけでなく人間的にも学びのあるこの場所で、4年間の躍動に注目する。
　2人目は、川本(経済1)。小林と同じく、関西新人大会第一戦ではレディース準優勝に輝いた。
　彼女がウィンドを始めたきっかけは、同じ同志社高校出身の谷山(経済2)に誘われたこと。中高ともに陸上に向き合ってきたが、大学ではスポーツをするという視野は全くなかった。しかし、新歓の試乗体験で彼女の考えは一転。ウィンドの楽しさに人一倍惹かれ、入部を決めた。「常に一定の良いリザルトを取れるような選手になりたい」。今まで経験してきたスポーツとは一味違う、自然相手の競技であるボードセイリング。後悔が残らないよう、技術強化に励んでいく。
　小林、川本ともに大学4年間の目標に掲げたのは、「インカレ入賞」。夢の沖縄の舞台で快走すべく、闘争心を燃やす。

★共通質問「自身にキャッチコピーを付けてください」
小林：「楽観的」。あまり重く捉えることが少ないので。ボジティブ思考みたいな感じです。
川本：「負けず嫌い」と「可憐」。どうせやるなら真剣にやりたい。後悔しないようにしたい。「可憐」に関しては、同期からの言葉です。

◆小林和生（こばやし・かずき）
2003年11月4日生まれ。奈良県・西大和学園高校出身。セイルナンバーは35-94。心理学部1年。
勝負飯は、辛いラーメン。

◆川本麻衣（かわもと・まい）
2004年8月13日生まれ。京都府・同志社高校出身。セイルナンバーは35-16。経済学部1年。
勝負飯は、ヨーグルト。