~主将セレクション~ 【スキー部】過去を「凌」ぎ全関西9連覇へ
昨日よりも今日。過去を越え目標を達成していく。三月某日、そんな熱い思いを持ったスキー部の主将平井、アルペンチーフ市村そしてランナーチーフ渡邊に取材を行った。
―――二人を対談相手に選んだ理由は?
平井:市村はアルペンのチーフ、渡邊はランナーチーフ。それぞれの種目のチーフだから選ばせてもらいました。
―――二人から見て主将さんはどんな人?
市村:普段はとてもおっとりしていて優しい。だけどスキーのことになると人が変わったかのように滑るのが速く、かっこいいです。
渡邊:市村さんもいうように本当に気遣い上手で優しい。スキーが上手でかっこいいです。
―――スキーを始めたきっかけは?
平井:母親の影響で滑り始めました。
市村:家族でやっていて中学の時大会に出たのがきっかけでがっつり始めようと思いました。
渡邊:兄の影響で滑り始めました。
―――今年の個人としてまた、チームとしての目標は?
平井:個人としてはインカレでポイントを大回転、回転とともに取る事です。また、チームとしてはインカレ女子の部1部残留。男子の部は2部昇格です。全関西では、女子の部団体9連覇、男子の部は1部残留を目標にしています。
市村:全関西で大回転、回転とともにポイントを獲得することです。
渡邊:インカレ個人6位以内に入賞することです。
―――今年の目標を漢字一文字で表現すると?
平井:「凌」です。この漢字にしたのは二つの意味があります。まず一つ目は過去を超え個人成績を超えるという意味。そしてもう一つが他の大学を超えるという意味です。
チームで切磋琢磨し過去よりもまた一つ進化する。そんなスキー部の今後の活躍に目が離せない。決して簡単ではないこの目標を今年も実現すべく彼女たちは滑り続ける。
(文責:杉本優衣)
【プロフィール】
・平井若菜(ひらいわかな)群馬県立前橋商業高校出身。商学部商学科4年生
・市村菜々香(いちむらななか)滋賀県立膳所高等学校出身。スポーツ健康科学部スポーツ健康科学科4年生
・渡邊なな(わたなべなな)長野県立中野立志館高等学校出身。商学部商学科3年生