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~主将セレクション~ 【柔道部】全身全霊で「一本」を取る

ーーこのメンバーを選出した理由を教えてください。

富原 1番練習に前向きに取り組む、背中で部員たちに示せる選手たちを選びました」。

 

取材に応じる左から松田、富原、丹波、瀬戸

 

ーー富原主将はどんな方ですか?

松田 「オーラがある。柔道に関しても華がある。チームを引っ張る統率力がある。キャプテンにもってこいの人だと思います」。

丹波 「ストイックというイメージ。1人でもトレーニングとかしている姿を見て、自分も見習いたいなと思っています。将来は富原さんを越えるようになりたいです」。

瀬戸 「練習もすごくストイックにしていて、キャプテンとしてもみんなに声かけをして、統率力がある。柔道も見習うべきところがたくさんあるので尊敬しています」。

 

ーー主将から見て3人の印象は?

富原 「僕がみんなにガーガー言うタイプなので、松田はそこをサポートしてくれる。そして、練習に1番前向きに取り組んでくれるから1番やりやすいし、信頼し合える。丹波、瀬戸は、後輩の中でも1番前向きに練習に取り組んでくれるし、とにかく素直。試合でもこの2人がキーマンになる。僕ら3回生は軽量級主体になってしまって、正直団体戦で活躍できていない現状があるけど、この2人が団体戦でしっかりキーマンとなって戦ってくれています」。

 

ーープライベートでの関わりはありますか?

松田 「コロナウイルスの影響であまり一緒に食事に行ったりはできていないけれど、試合が終わった後などは後輩も一緒にご飯食べに行ったりします」。

 

ーー柔道を始めたきっかけを教えてください

富原 「僕は兄と父が柔道をしていて、よく柔道に触れる機会があって、自然と柔道と触れ合う形で始めました」。

松田 「5歳の頃幼稚園に柔道教室の先生が来て、1度体験させてもらったんですけど、その時に見てもカッコいいと思ったし、やったときも楽しいと思ったのでビビッときて始めました」。

丹波 「僕は父親が柔道教室の先生をしていて、自然と柔道場に行くことが多くなって、最初は遊びからだったんですけど、そこからだんだん始めるようになりました」。

瀬戸 「自分はお父さんと兄が(柔道を)やっていたので気づいたらやっていて、辞める機会がなかったです」。

 

質問に答える松田

 

ーー同志社の柔道部はどんなチームですか?

富原 「監督の介入がほとんどなくて、選手主体のチームなので、本当に選手たちの色が出る。そこをしっかりと1つの目標に向かって統率するのがキャプテンや幹部の役割。自由というのが同志社柔道部の色だと思います」。

 

ーー今年の目標をお願いします。

瀬戸 「ジュニアというU20の大会があるので、それで全国大会に出ていい成績残したいと思います」。

丹波 「柔道で大会とかで上位になって活躍したいという思いもあるんですけど、やっぱりチームとして全員が同じ方向を向いて、毎日毎日がんばって練習できるように。それで、みんなが試合でいい結果を残して、いい達成感に浸れるようにというのが目標です」。

松田 「チームとしては個人戦の全階級で全国大会に出場すること。個人の目標としては、関西大会優勝、全国大会ベスト8以上、講道館杯というシニアの全国大会に出場することが目標です」。

富原 「シンプルに全国大会出場です。年々柔道部が衰退していっている中で、全国大会に出ることも難しくなってきているので、全国大会出場を目指して、その上で結果が出たらいいなと思います。個人の目標としては、全国大会ベスト8以上を目指して頑張りたいと思います」。

 

ーー最後に今年の抱負をお願いします。

富原 「一本を取る気持ちで、何事も全身全霊で取り組みます!!」

 

(文責・丸山潤一郎、写真・城山歩美)

 

 

◆富原銀士(とみはら・ぎんじ)

京都学園高校(現・京都先端科学大学付属高等学校)出身。神学部4年。身長167㌢、体重68㌔。得意技は内股。

◆松田淳希(まつだ・あつき)

和歌山県・初芝橋本高校出身。スポーツ健康科学部4年。身長165㌢、体重65㌔。得意技は背負い投げ。

◆丹波弘太郎(たんば・こうたろう)

京都府・龍谷大学附属平安高校出身。社会学部3年。身長182㌢、体重90㌔。得意技は大内刈り。

◆瀬戸駿之助(せと・しゅんのすけ)

奈良県・天理高校出身。社会学部2年。身長178㌢、体重86㌔。得意技は背負い投げ。役割は秘密兵器。

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