春に行われた大会でも結果を残し、着実に力をつけてきているテニス部。今回は今年度主将を務める岩田、そして各学年を牽引する毛利、渡邉からお話を伺った。

ーー他己紹介をお願いします。
岩田→毛利：彼は３回生のトップとして部を牽引していく存在で、次のリーグでもシングルスとダブルスの両方で勝ちを期待できる実力を持った選手です。インカレも十分狙える頼もしい３回生だと思ってます。
岩田→渡邉：２回生ながら部内で1番強いエースで、今後もずっと部活を引っ張っていく実力を持っています。インカレにもしっかりと出場してもらって、同志社のテニス部強いよっていうことをアピールしていって欲しいと思ってます。彼は練習がめちゃくちゃ好きで、ずっとテニスしていたいのか試合もめちゃくちゃ長いんですけど（笑）、しっかり勝ちを収めてくれるし、安心して見ていられる選手ですね。
毛利→岩田：大会でもいつも成績を残していてプレーで引っ張ってくれる主将でもあるし、ミーティングも月１で開いて、プレー以外でも普段からチームを導いてくれるような一面もあります。就活で忙しいのにうまく時間を使って成績を残してるので、時間を使うのが上手だと思います。
毛利→渡邉：さっき（岩田）真優さんも仰っていたように練習が大好きで、テニスが大好きで、一生テニスをしてるんですけど（笑）、とにかく強いんで！彼ら２年生の活躍から僕ら３回生も刺激をもらっています。
渡邉→岩田：真優さんは僕が入部した時からとにかく貫禄があります。主将になってからも、コート内外でチームのことを考えて引っ張ってくれる存在です。
渡邉→毛利：コートの外ではいつもいろんな人とワイワイ楽しそうな感じなんですけど、コートに入ると集中して練習していて、切り替えが上手いし結果も残しているのが凄いなと思ってます。

ーー主将さんから対談相手に選ばれた心境はどうですか。
毛利：心境、？！難しいなぁ、、僕はチーフでもないんで、純粋に「僕なんだ〜」と思いましたね。

ーーどうして毛利さんを選ばれた？
岩田：やっぱり新進でしっかり結果を残してくれて、テニスの話もしやすいかなぁと思ったので！

ーー渡邉さんは心境どうでしたか？
渡邉：僕は、、
岩田：「当然ですよね」？
毛利：「まあ、僕しかいないですよね」？
渡邉：いや、、（笑）話すのが苦手なので、大丈夫かなとは思いました。
岩田：今後（取材）全部来させよ。
一同：（笑）

取材を受ける（左から）渡邉、毛利、岩田

ーー主将になって気持ちの変化はありましたか？
岩田：初めの頃はとにかく仕事量が多くて。テニスをする以外の部活の時間が長いのはすごく大変やなと思ってたんですけど、その中でも後輩が試合で活躍してくれるようになって。正直これまでは僕らの代が技術的にも部を引っ張っていたというのもあって今後に不安もあったんですけど、今は主将として後輩の存在は本当に頼もしいと感じていますね。あとは僕らの代が就活でなかなか練習に行けなくても彼らが部を成り立たせてくれているので、僕ひとりというよりは後輩たちの存在があっての部活だと感じています。

ーー注目選手は誰ですか？
岩田：この２人（毛利と渡邉）ですね。
毛利はシングルスダブルス両方できるんですけど、特にダブルスが強いので、今後ダブルスで絶対に一勝してもらって。あとは、しっかり体力をつけたらシングルスでも勝っていける選手だと思うので、そういったところも注目してます。
渡邉は異次元の強さを持ってるので、これからもシングルスワンでエースとして部を引っ張っていって欲しいですし、２回生でここまで１番で出れるってそうそうないことだと思うので、この機会を大切に成長していって欲しいと思います。

ーー尊敬する先輩は誰ですか？
毛利：（食い気味に）もちろん岩田さんです！今は就活や仕事などで忙しくされてますけど、やっぱりシングルスで勝っていける力があるっていうのは、僕はあんまりシングルスは得意じゃないので尊敬しています。
渡邉：僕も岩田さんですね。
岩田：このタイミングで主将以外の名前挙げない人いないですよね（笑）
渡邉：去年の春関でインカレ本戦の出場を決めた時も一回のチャンスを見事ものにしていたので、そういう勝負強さは特に尊敬しています。

ーー座右の銘はありますか？

岩田：座右の銘というか好きな言葉は「成長への情熱を絶やさず挑戦し続ける」で、軸をぶらないということを大切にしています。僕は4歳からテニスをしてるんですけど、軸をぶらさなかったことが今につながっていると思うし、大学１、２年生の全然勝てなかった頃も軸をぶらさないことを意識して最終的に成績を残せるようになったので、この言葉は大切にしています。

毛利：「なるようになる」です。今までどんなことがあってもどうにかなってきてるので、辛いことがあっても次は良いことがあると思って落ち込みすぎないようにすることを意識しています！
渡邉：「何事も全力で取り組む」です。もちろん練習もそうですし、アップから集中して取り組んだり、コート外でもどうしたらもっと強くなれるかを考えたりするようにしてます。
岩田：意識高いな〜！
毛利：凄いな〜！

ーー今年のチームの抱負を漢字１文字で書いてください
岩田：悩むな〜、、
毛利：成長の「成」はどうですか？「成」るように「成」るとも被るし！
岩田：別にいいけどさ（笑）え～どうしよ、、

抱負を相談する

岩田：今年の抱負は「勝」です！僕も17年間テニスをしてきて最後の年になるので、自分自身としても１つでも多く勝ちたいっていうのと、テニス部としても勝っていって最後王座出場という目標に結びつけられたらなと思ったので。あとは、勝利をひとつの目標としてそこまで全員で突き進めるような部活にしていきたいなとも思っているので、この「勝」という漢字を選ばさせていただきました！

今年の抱負を「勝」とした

今取材を通して学年の壁を越えた仲の良さと信頼感を垣間見ることができた。「勝」利に貪欲に。王座出場に向けて駆け出した新生テニス部から目が離せない。

（写真：待鳥桜子　文責：萩岡真生）

【プロフィール】

◆岩田真優（いわた・ますぐ）
同志社国際高校出身。１８５㌢・73㌔。法学部・政治学科。趣味はドライブ。
◆毛利悠斗（もうり・ゆうと）
四日市工業高校出身。１７３㌢・59㌔。商学部。趣味はゲーム、寝ること。
◆渡邉敦也（わたなべ・あつや）
名古屋高校出身。１７４㌢・62㌔。法学部・政治学科。趣味は音楽を聴くこと、YouTubeを見ること、甘いものを食べること。