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~主将セレクション2024~ 【サッカー部男子】先輩から受け継ぎ、後輩へ「繋」ぐ

明日から始まる京都府選手権に向け、新体制で練習に励むサッカー部男子。今年度主将を務める國嶋、副将の本田・熱田、主務の楠見が取材に応じてくれた。

ポーズを決める

――他己紹介

國嶋→本田:本田良輔くんです。一緒に幹部をする中で、楽観的で俺とは逆の考え方。俺は結構考え込んじゃうタイプだけど、(良輔は)客観的に見て、思ってることを言える人かな。

本田→楠見:楠見堅くんです。主務をやってくれていて、幹部の中でもしんどいポジションだと思うけど、何も言わずにめっちゃくちゃ頑張ってくれて、良い主務だなと思います。同じ福岡出身で、仲いいと思ってるんですけど、
楠見:あれっ?
本田:『俺は』仲良いと思ってるんですけど(笑)

楠見:もちろんよ〜

本田:いろんなことに気かけてくれて、めちゃくちゃ良い堅くんです。

楠見:どうもありがとうございます。

楠見→熱田:熱田修平くんです。彼とは学部もサッカー部も一緒で、1年間の中で300日以上会う。親友であり、同じチームのライバルであり、仲間でありっていう関係。誰よりも自分にストイックだし、チームに対しても熱い思いを持っていて。部の広報委員長としてSNS回してくれていて、多方面で部に貢献してくれてるところが彼の魅力です。

熱田:喋れるな、やっぱ。

本田:多いな。すごいな。

熱田→國嶋:國嶋康介くんです。中学1年生の頃から一緒で、今年で10年目になります。一言で表すとするなら『芯』。1回決めたら曲げないんですよ。例えば、キャプテンやるってなって(田辺に)引っ越しちゃうとか。普通の人じゃ考えられないこと平気でやっちゃうぐらい。責任感も強くて、今年1年間こいつについていきたいと思えるようなキャプテンなので、選手全員で支えていきたいなって思ってます。

國嶋:アツい。素晴らしい。

 

――今年のチームの雰囲気 

楠見:よく言えば、明るくしてくれる選手が増えた。ポジティブに捉えたら。けどその反面、プレーでもっとできるところが疎かになったりってところは、ちょっと課題でもある。

熱田:そうやなそうやな。全体的に明るいけども、去年は明るい中でも締めるとこは締めていたから、そこはもっと俺らがやっていかないと、みたいな感じ。

取材に応じる

――チーム内でなりたい存在

本田:上と下の架け橋になりたいなっていうのは副将なる時から思ってて

楠見:架け橋とられた(笑)

本田:自分は後輩とか、いろんな人と仲いい部類だと思うので。チームがより良くなるためとか、勝つために下(の学年)が思ってることを4年に言える環境を作っていく、そういう存在になりたいかなって。

楠見:自分は主務を務めてて、部の裏方として活動していて。だけど去年の主務とは違って、選手としても活動していく中で、今後選手としてラストシーズンの活動をしていく中で、ピッチ内から見える景色と、ピッチ外で見える裏側のサポートも合わせながら両方理解した上で、チームによりもっと還元して。プレー面だけじゃなくて、多方面で貢献できるような人物。よく言えば、ゲームキャプテンが康介だとしたら、チームキャプテンのような存在にもなって良いんじゃないかっていう意気込みで、主務の活動も頑張っていきたい。

熱田:ピッチ内は、実力もまだまだってところで、チームを下から上に、競争率を上げていく部分にいる人間だから、俺みたいにあまり出場機会のない選手も頑張って試合に出られたら。それを後輩が見てくれて、今年のスローガンの『未来に繋げる』ってところにも、体現してくれると思うから。ピッチ外は、今年も広報委員長をやるから、サッカー部の魅力を発信していきながら、部員の親、OBとか関係者に届けたい。俺みたいに、東京都出身だけど、離れてる親に「うちの子供も頑張ってるな」って人を増やして、もっともっとファンを増やしたい。

國嶋:自分はキャプテンとして、チームを導ける人になりたいなって。堅も良輔も言ってたけど、架け橋になってくれるってことは、自分が上の立場に立って、チームを引っ張っていける存在にならなきゃいけない。その上で、サッカーでもサッカー以外でも、お手本になれるような姿勢でみんなを引っ張っていきたい。あともう1つは、Aチームのキャプテンもやるけど、部全体の主将でもあるから、200人の 1番の理解者になれるぐらい、みんなとコミュニケーション取って、自分についていきたいって思ってくれる人を増やす。最終的にはこの1年間が終わった時に、俺がキャプテンでよかったなって思ってくれる、そんな主将になれたらいいな。

 

――オフの過ごし方

國嶋:オフが連休になったら絶対僕は地元の神奈川に戻って彼女に会いに行きます。そこはもうブレないな。2オフあったらほぼ帰る。

本田:すげえな。

國嶋:でも1日だったら基本11時12時ぐらいまで寝て、 午後に「うわ寝すぎた」ってなって。あとは同期と飲みに行って、アツい話をするのが俺のオフ。

本田:俺のオフは誰かと結構アクティブに。

國嶋:誰と誰と誰と!

本田:大事な人と。

熱田:いや、羨ましいな

本田:あとはぼちぼち自炊したりとか、

熱田:結構鍋とかしてるイメージある

本田:タコパはしますね。たこ焼き好きです。

楠見:やってるイメージある。

國嶋:誘ってよ。

本田:すみません、誘います。あと温泉行きますね。

楠見:うわ、良輔全部一緒や。言おうとしてんなぁ。

本田:あと映画とか映画。

楠見:すごく似てるけど、自分も休みの日は体休めたいとかもあるけど、誰かに会ったりとか、アクティブに動きたいから。午前寝たなら寝たで、午後から動く。誰か誘って飯食いに行ったりとか、それこそ夜温泉行ったり。 最近はあんまりできてないけど、昔は熱田含めめっちゃくちゃドライブとか行って。サッカー部は月曜日オフなんだけど、『月曜日=オフ』っていうよりかは、『月曜日=遊ぶ日』っていうイメージ。

本田:めっちゃ行ってたよな。

國嶋:女の子もいてたな

楠見:オフは男女で遊ぶみたいな感じで、そんな休日を過ごしております。

熱田:この御三方と対照的に僕は面白くない1日を過ごしてて。 僕、趣味が筋トレなんですよ。なので、月曜日オフだろうと、まず朝はジムに行き、その後は、

楠見:ご飯とか、何食べるの(笑

熱田:ここでも、キャラみたいになっちゃうから!まあ脂質の少ないもの食べたりとか、

楠見:オートミールか、鶏胸肉ね。

熱田:あと、最近は就活とか。カチカチやったり、コーヒー好きなのでコーヒー入れたりとか。 結構気持ち悪い生活してるんですけど。夜は結構銭湯とか行ってます、夜はサウナ行って、飯食って。夜電話かけたら(楠見は)絶対空いてるので
楠見:おい、失礼やろ(笑)

 

――部内のストイックな人

熱田:鹿取。『ストイック=鹿取』みたいな感じ。ピッチ外でもめちゃくちゃ頑張ってる。

楠見:姿勢でまさに見せて、

本田:あんぐらい頑張んないと結果出さないよってことやな。まじで。うん

國嶋:鹿取のストイックエピソードはいくつでもある。まず、ちゃんと栄養の管理をしてて、サプリをめちゃめちゃバクバク食べてるってことかな。

熱田:『バクバク』食べてる(笑)

國嶋:サプリを摂取してでも、強くなろうと。

熱田:今度家とか取材してみてください。サプリいっぱいあるんで。

本田:あとはご飯にめっちゃくちゃ気を使ってるし、揚げ物食わないし、絶対彼氏にできない

國嶋:いや作らない方がいいよ。

本田:一緒にラーメン屋さんに行っても自分だけチャーシュー丼食べたりとか、ラーメン食べずに。

楠見:常温の水しか飲まないって聞いたことある。これは分からないし、一時期やってただけかもしれない

本田:揚げ物絶対食べないし、『絶対』食べないですね。

楠見:それこそ絶対自主練して帰るし、今日も1番最後ぐらいまでいたし。もう当たり前だし、あれ=鹿取だから、自主練の数字が姿勢含めそれはストイックな感じがしますね。

熱田:食事関係でもう1個面白い話があって。今出川の寒梅館のアマーク・ド・パラディでコロッケ頼んでて、「お、コロッケ食べるんや」と思って見てたら、箸動き出して、何してんのかなと思ったら、衣を取っていたんです。衣のその外側とって、中食べる。コロッケじゃなくてもいいやんって思ったけどね。

楠見:1歩間違えたら失礼やけどな(笑)

熱田:帰る時もそこだけ残してて。だからもう僕が食べました。あとは高校の時は、コロナで部活が23カ月ぐらいなかったんですよ。で、あいつ元々ガリガリで。でもコロナ休み終わたら全部太くなってて、8キロぐらい増量してました。食トレとか筋トレやってたみたいですし、そういうところでも頑張ってます。

國嶋:まだまだ出せるぞ

熱田:やっぱ本当におかしいレベル(笑)

 

――今シーズンの注目選手

國嶋:(金沢)一矢かな。サッカーで1番引っ張っていける存在なのは、実力的には間違いない。一矢の出来で、チームのいろんなところが左右されるんじゃないかってぐらい。一矢に頼ってる部分もあるし、影響力が大きいのは間違いないから、一緒に頑張りたいなっていう思い、

楠見:もう1人出したいのが(中里)圭佑。彼はそれこそ一矢と同じぐらいの実力者でありながら、でもいつからプレーしてないんだってぐらい。全部含めたら多分、サッカーしてる時間の方が、短いぐらい大けがして、リハビリして、それでも表には文句1つ言わず、嫌な顔せず頑張ってて、やっともう今シーズン復帰できるのかってところを今頑張ってるみたいで。彼が帰ってきたら、それこそもうプレーも一級品だし、何よりこれまでの背景を考えたら誰よりも深いと思うし、全員が応援したくなるような選手だと思うの

本田:ぜひね、注目してほしい。

本田:あと廣島大雅。かずやと同じぐらい。俺は、やっぱりボランチやったチームの心臓 の部分で出てもらわないといけない選手だと思うから、廣島はやっぱりやってほしいなっていうのは、 切磋琢磨しながら頑張りたいなって思ってます。

熱田:僕も1人いましてですね。横にいる楠見堅くんなんですけど。これは結構理由があって。今年のスローガンの『その先の未来』ってあるんですけど。彼はEチームからのスタートDCBAって上がっていった、唯一の選手で、多分バックグラウンドっていうか、Eスタートって同期はみんな知ってるし。関西リーグのピッチなり、天皇杯のピッチャーにこう出てるってことで、じゃあ今のDチーム、1回生とかにも、俺なら可能性あるかもしれない、頑張ろうっていうきっかけになるかもしれないから。そういった部分では、堅の頑張りってのが、今シーズンだけじゃなくて、2年後とかにもこうつながってくると思うから。

楠見:ありがとう。

大切にしたい漢字を掲げる

――今年大切にしたい漢字

國嶋:『繋』ですね。

國嶋:これに込められた思いはもうアツいよ。1番は、 この1年間の、まえたら部活動を同志社の今後の未来に繋げるっていうのが、もう俺らのテーマ。ほんとに何のために自分たち部活やってんの、とか、色々立ち帰った時に、今後の同志社がより良くなっていくために頑張ろうって思えるように。今まで先輩たちが積み上げてきてくれたものこの自分たちが今後目指していきたい言うたら、全国出場常連校みたいなところ。その目標掲げてる未来をこう繋げていく、そういう組織にしていきたいなっていうので、

楠見:勝利をつないでいくって意味でも

國嶋:そう。細かなところで言ったら、11つの勝負に、一戦一勝で11個勝利を繋げていくっていう意味もあるし、ゴミ拾うとか、誰か困ったら助けるとか、そういう積み上げっていうところでも、どんどん繋げ大切にしたいなっていうので。

熱田:詳しくはinstagramに載ってるので、@we_are_dusc を調べていただければと思います(笑)

https://www.instagram.com/we_are_dusc?igsh=MTU3a3h3emZpdmludA==

 

素敵な取材をさせていただきありがとうございました!

(聞き手・浅川明日香、撮影者・松島萌笑)

 

【プロフィール】 

◆國嶋康介(くにしま・こうすけ)

2002年4月14日生まれ。神奈川県・桐光学園高校出身。180㌢・71㌔。法学部新4年。

◆本田良輔(ほんだ・りょうすけ) 

2002年4月4日生まれ。東福岡高校出身。169㌢68㌔。経済学部新4年。

◆楠見堅(くすみ・けん)

2003年2月16日生まれ。福岡県・修猷館高校出身。174㌢・64㌔。政策学部新4年。

◆熱田修平 (あつた・しゅうへい)

2002年5月8日生まれ。神奈川県・桐光学園高校出身。180㌢・73㌔。政策学部新4年。

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