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~主将セレクション2024~ 【陸上競技部】「覇瀾」を起す1年に

節目の第105代目を迎えた陸上競技部。層の厚さを武器に今年は関西インカレ、全日本インカレでの活躍を目標としている。主将を務める新納と彼が今年度期待する末盛、三柳の3人に取材を行った。

ーーー他己紹介をお願いします。

新納:末盛くんについて、彼の代のエース的な存在で、本当にめちゃくちゃ飛びます。僕が人生で見てきた中で1番ジャンプ力もあって、個人的には本当にすごいなと思ってます。結構普段おちゃらけててちょっとニヤニヤしてるんですけど、実は意外と将来のこと考えて真面目なんで、そういう一面もあってほんとに期待しているって言うとちょ偉そうみたいなんですけど、ほんとに次のシーズンほんとに頑張ってほしいな思う存在です。

末盛:2回生の三柳くん、「みっつ」と呼んでるんですけど、そんなプライベートのことはちょっとわかんないんですけど、陸上に関してはすごい頼もしい存在。ほんとにこの代の大のエースですごい強いと思います。普段の練習も走りでみんなを引っ張ってくれるような存在で、一緒に走ったりすることあるんですけど、すごく頼もしいです。期待してます。

三柳:新納さんは主将ということで、チーム全体をまとめ上げて雰囲気をしっかりと締めるっていうか、固いものにしてくださってて。 競技の方もすごく強くて、尊敬できるというか、憧れの存在っていう面もあります。とにかく優しくて、気配りができるっていうのが、新納さんみたいな人間に自分もなりたいなって思うぐらいすごい方です。

ーーー主将さんが今回2人を選ばれた理由はなんでしょうか。

新納:まず、末盛なんですけど、実際今年の9月までは僕たちが引っ張っていくんですけど、その後に代が変わっていくというところが今見えてきている中で、次の世代のエースとして引っ張っていってほしい、同じパートの後輩でもありますし、普段の姿勢から盛り上げていってほしいなっていうのがあります。僕自身、部の後輩の中で1番期待していると言っても過言じゃないぐらい頑張ってほしいなと思っているからです。遥暉(三柳)の方なんですけど、僕と彼が同じ出身石川ということもあって本当にこの代の中心的存在としてやってほしいなとは思いますし、練習でも絶対に負けないっていう思いでやってるっていうのは本当に伝わってくるぐらい攻めて走っていて、そういう姿を見てとても期待しているからです。

ーーー2人から見た主将さんはどのような人ですか。

末盛:競技面では去年の関西インカレで3位に入賞したり、いい記録を出したりして主将として部を引っ張っていけるような立場に本当にふさわしい人材だと思ってます。プライベートは楽しそうです(笑)。

三柳:部活をリードするような競技成績を残している方で、プライベートではラーメンをよく食べています(笑)。

ーーー代替わりして半年ほど経つということで、今年のチームの強みはどのようなところにありますか。

新納:今年のチームの強みは2つかなと思います。1つは毎年同じで、同志社の応援はやっぱり関西で1番と言ってもいいぐらいなのかなと思っていて。実際関西インカレでも去年はヤンマースタジアムでやったのですが、僕自身同志社が1番応援が大きかったと思いますし、実際全日本インカレ少ない人数の応援ではあったのですが、そんな中で全国のマンモス大学に対して応援の面で負けていない部分がるというところは本当に同志社の誇るべきところだと思うので、引き継いでいきたいなと思っています。もう1つは、層の厚さがあるかなと思います。絶対的なエースがいないっていうのはあるかもしれないですが、やはり層が厚い分、それぞれがやっぱ刺激を持って練習に取り組めていると思います。 みんな負けず嫌いなので、バチバチにライバル心を持って主体的に練習に取り組める環境っていうのが、 実際これから試合が始まっていきますけど、そこがチームの強さにありますし、個人に対しても刺激にもなると思います。次1年生も入ってくるのですが、先輩たちはほんとに負けないように頑張ってほしいなと思います。

ーーー1人ずつ今年の目標を教えてください。

新納:僕は今年の関西インカレで優勝、全日本インカレで入賞、石川県記録樹立です。僕は今年で陸上をひと区切りすると思ってるので、最後やり切りたいという思いがありますし、最後まで主将として後輩たちに最後「新納さんが主将で良かったな」と思ってもらって引退できるような姿を見せていきたいなと思っていて、僕自身優勝とか入賞で達成したいのもありますけど、後輩たちに何かを与えられる形で引退できたらなと思うので、頑張っていきたいです。

末盛:僕も目標を2つぐらいに分けてみようかなと思うんですけど、1個目が全日本インカレできれば3位以上、表彰台に乗るっていうのと、関西インカレで2種目優勝(幅跳と三段跳)っていう目標を掲げて今シーズン頑張ろうかなって思います。高校の時にインターハイとか上位大会で頑張れてた分、大学になって完全燃焼しちゃった感もあったんですけど、もう1回その気持ちを再燃させて、絶対に上位で食い込むぞっていう気持ちを忘れずに今年は頑張りたいと思います。

三柳:自分は関西インカレ入賞と全日本インカレに出場して、そこでしっかりと勝負するというのが今年の目標です。高校の時に国体とかで入賞した分、自分もちょとやる気がなくて、続けようと思ってなかったんですけど、新納さんのお誘いのおかげで今はまたこうやってまた競技続けてて、やっぱり日を追う事にやる気が戻ってきてるので、2回生のこのシーズンはしっかりとその3、4回生に繋げるためにも大事なシーズンになってくると思うので、そこでしっかり結果を残していこうと思っています。

◎共通質問
最後に主将・チームが今季大切にしたい漢字を教えてください。

左から三柳・新納・末盛

新納:僕たちのスローガンが「覇瀾を起せ」というテーマなので、「覇瀾」という漢字を選ばさせていただきました。そもそも「波瀾」という言葉自体には、下克上という意味が含まれているんですけれども、その1文字を勝利を示す「覇」に変えて、勝利の渦を巻き起こして、実際インカレでも同志社が勝ち切っていけるように、下から挑戦する部員たちも1番上もあるんだぞという思いを込めて「覇瀾」という漢字を選ばさせていただきました。 (聞き手:伊藤愛梨、撮影:木田恋菜)

プロフィール

◆新納大基
石川県・北陸学院高等学校出身。専門種目はやり投げ。経済学部新4年。

◆末盛巧
広島県・修道高等学校出身。専門種目は幅跳、三段跳。スポーツ健康科学部新3年。

◆三柳遥暉
石川県・鵬学園高等学校出身。専門種目は400m、400mハードル。スポーツ健康科学部新2年。

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