昨シーズンは全国の舞台に惜しくも届かず、悔しい結果となった女子ラクロス部。新しい体制が始まり、4カ月ほどたった今、今年度主将を務める篠原、そして注目選手である尾崎、スタッフの井向が取材に応じてくれた。

――他己紹介をお願いします。

篠原「この子（尾崎）は初心者で始めたけど、去年ぐらいからもAチームで活躍してリーグ戦でも活躍してて、今も戦力って感じでやっちゃってます」。

尾崎「この子（井向）は入った時から声めっちゃ通るし、めっちゃスタッフの中でも私のイメージではできる存在。プレーヤーばりにめっちゃ負けず嫌いやし頑張り屋さんです」。

井向「(篠原は)こんな見た目してんのにフィールドに入ったらまじで人変わったぐらいめちゃくちゃかっこいいし、ほんまに注目してほしい選手の1人です」。

――篠原さんが2人を対談相手に選ばれた理由

篠原「あそこにいたけど笑まあなんかラクロス部愛は強い2人かなと思います笑」。

――入部した理由

篠原「私は高校からラクロスやってて、 だからと言って、高校で別に悔いが残ったからとかは全然なくて、でもコロナがあって入るとこなくて、体育会入ろうかなって思ってた時に、雰囲気も良かったのとあとは、朝部活っていうところだけに惹かれて、とにかく入ろうかなっていうのが1番の理由です」。

尾崎「私は高校も中学も全然違うスポーツやってて、大学も新しいことしたいなと思ってただけで、もう高3の時からラクロス部入ろうって決めて、同志社が強いって聞いたので、同志社を選びました」。

井向「自分が今までプレーヤーやった分、支える側をやってみたいっていうのと、日本一を目指せる環境っていうのがめちゃくちゃ輝いて見えたから入りました」。

――今のチームの雰囲気

篠原「(雰囲気は)変わってはないけど、みんな1個学年上がって、1人1人がなんかその上がった自覚を持って、徐々に新しいチームに適応してってるのかなみたいなところもあって、今それぞれの各学年で課題もあるし、強みもあるけど、それを生かそうとしてるところでまだ成長中だと思います」。

――ズバリ今年のキーマンは誰だと思いますか。

尾崎「私は２年のひいろ(岩口・政策2)で、向上心がすごいのと、それに伴った努力量だし、センスもあるからチームの士気も高めてくれるし、プレーでも人間性としても魅力があるのでキーマンに選びました」。

篠原「私はまり(尾崎)で理由は、 確かに4回生が引っ張らなあかんし、幹部になっちゃうけど、その幹部以外のメンバーの4回生が、組織の中心的存在っていうか、その幹部と下級生との繋ぎ合わせとか、中心になってくるかなって思うのと、その中でもまりは、ちゃんと組織も見ながら、下級性に慕われながら、愛されながらみたいなところがあるので、まり(尾崎)の存在っていうのは、大きいのかなと思います。」

井向「私はらび(玉置・政策3)を推します。組織的にキーマンではあるけど、人に寄り添うこともできるし、俯瞰的に上からの立場って言ったらあれやけど、幹部として組織全体を見渡せる力を持ってるかららび(玉置)がこれから前に立つことによって、良い影響もこれから出てくるんじゃないかなと思ったし、すごい頼もしい存在です」。

――今シーズンの目標

篠原「チームとしても全国制覇だし、個人としても全国制覇したいので、その思いはラストイヤーっていうか、 最後のあと1年をこの24チームで、この同期とかこの後輩で、このチームで全国制覇したいっていう思いはチームとしてもやし、自分の目標でもあります」。

井向「どこの大学を見ても絶対に同志社のスタッフがナンバーワンやって言ってもらえるような組織とサポート力を持ちます」。

尾崎「過去の優勝とかにとらわれず、今の自分を常にアップデートするのが目標です」。

――今年大事にしたい漢字は

篠原「越えるにします」。

――その漢字を選んだ理由

篠原「私らの今年の1年間のスローガンがOVER THE TOPっていうので、自分を超える、過去を超える、 限界を超えるっていうそのスローガンのもと1年間活動していくっていうので、そのOVER THE TOPの超えないといけないよねっていうのを大切にしようと思うので、超えるです」。

(聞き手：川口桃佳、撮影：近藤真子)

〈プロフィール〉

◆篠原詩歩(しのはら・うたほ)

同志社高校出身。商学部4年。

◆尾崎真理(おざき・まり)

丸亀高校出身。文学部4年。

◆井向乃愛(いむき・のあ)

同志社香理高校出身。法学部3年。