8月に迎えるインカレ、またその先のリーグ戦に向け練習に励む弓道部。昨年男女ともに逃した一部リーグ昇格に向け、今年も新戦力が加わった。今回、阿佐・高埜の2人がインタビューに応じてくれた。悲願達成に向け躍動する彼らの雄姿が待ち遠しい。

――同志社、弓道部に入った理由を教えて下さい

阿佐：道場が広いっていうのと、長い歴史を持った由緒正しい部活だったので同志社大学弓道部を選びました。

高埜：高校の時にお声掛けをいただいて、スポーツ推薦という形で入学しました。

――弓道を始めたきっかけを教えてください

阿佐：元々空手をやっていたんですけど、高校に入っても武道を続けたいと思って。高校の(武道系の)クラブであったのが弓道部だったので、そこから弓道を始めました。

高埜：高校の時に、先輩に「ちょっとやってみようや」という軽い勧誘で始めました。

――3年弓道をされているということですが、弓道の魅力は何ですか？

阿佐：やっぱり袴を着て弓を放つ姿がかっこいいっていうのと、弓道の1つ1つの動作とかを通じて集中力が養われたり、品格が向上したりするのが魅力の1つかなと思います。

高埜：やってない人にはわからない、やっている人たちだけが分かる弓道の難しさ、勝つ喜びみたいなものは、なんか沼るというかやっていて癖になる、っていうのが弓道の好きなところです。

――今までやっていた競技と弓道の違いはどんな所ですか？

阿佐：僕の場合はそれまでほとんど個人の競技だったので、3人立ちとか5人立ちとか、色々チームを組んでやるっていうことが初めてだったので、それは他とは違うのかなと思います。

高埜：他のスポーツも緊張とかすると思うんですけど、弓道はやっぱり精神が1番関わってくる競技なので、そこは違うかなと思います。

――入部から数か月、チームの雰囲気はどうですか？

阿佐：先輩方もメリハリ付けて指導していただけて、充実しています。

高埜：なんか同期が仲良すぎて(笑)。毎日楽しいです。

――4年間の意気込みや目標をお願いします！

阿佐：1部リーグに昇格して、王座獲得したいです！

高埜：女子も一部昇格。個人でも東西大会に行きたいです！

☆共通質問

――憧れや目標としている選手・記録を教えてください。

阿佐：天理大学で以前まで外部コーチをされてた山口亮二さんのようになりたいです。

高埜：私はもう日本一になることしか考えてなくて。高校で日本一になれなくて、大学でも続けたくて推薦を取ったので。なので、4年間で日本一になって、トータル7年間で叶えられたらいいなと思います。

(聞き手・撮影：黒田周良)

〇プロフィール

◆阿佐浩和(あさ・ひろかず)

2006年2月23日生まれ。奈良県立国際高等学校出身。生命医科学部1年。

◆高埜夏姫(たかの・なつき)

2005年6月23日生まれ。京都府・京都外大西高等学校出身。商学部1年