~ルーキー特集2024~ 【ラグビー部】紺グレの未来担う2人の戦士
昨秋の雪辱を果たすべく、原点に立ち返り一心に勝利を渇望したラグビー部。しかし、春季トーナメント戦でも望む結果は得られずチームは低迷の最中にある。そんな中、紺グレを救うべく現れた2人のルーキーがインタビューを応じてくれた。
一一自己紹介をお願いします
中谷:中谷陸人です。ポジションはバックファイブなら一応全部できます。
隅田:隅田誠太郎です。ポジションはフルバックです。
一一他己紹介をお願いします
隅田:中谷はもう一言で言ったら、めっちゃストイックです。誰よりも試合会場に早く来て、早いこと準備して自分のプレーの質を高めるための準備っていうのもしてるし、寮とかでも早く寝るとか、もうご飯もいっぱい食べるとかも当たり前のことなんですけど、その当たり前のレベルがとても高くて。尊敬しないといけないといけないなって思ってます。
中谷:隅田はとりあえずプレーすごいっす。性格はマイペースです。可愛いっす。
一一隅田くんのプレーで尊敬する部分
中谷:全部です。唯一ハイボールだけ頑張ってほしいです。
隅田:ハイボールとったやんけ(笑)
一一ラグビー始めた時期ときっかけ
隅田:自分は年少の3歳の頃で兄貴がいるんですけど、兄貴とその従兄弟の影響で始めました。
中谷:僕は高校からです。2019年の日本ラグビーワールドカップ見て、それで影響を受けて始めました。
一一ご自身のそのプレーの強みと見てほしいところ
中谷:僕はそんな派手なプレーをしないんですけど、タックル回数であったり、そのブレークダウンで 2人目の頭を突っ込むところとか、そういう運動量の部分を見てほしいと思います。
隅田:僕はキック蹴られた後のカウンターとかアタックの中でいかに相手をずらしながら、いかにゲインラインを超えれるかっていうところを見てほしいです。
一一同志社大学に進学した理由
中谷:勝ちたいっていうのが1番です。全国の舞台で、関西で関東の強いチームを倒したいってなったら同志社やったからです。
隅田:自分の出身が大阪っていうのもあって、その関西に帰ってきたいって気持ちが強くて、 関西の中でやっぱり同志社が1番自分に合ってるなと感じたので同志社を選びました。
一一高校から大学になって変わった練習環境など
中谷:走るところです。とにかくトレーニングの量がすごいです。
隅田:高校に比べて時間に余裕があるってところから、その隙間時間とかを上手いように利用できてるってところがやっぱ高校と違うとこかなって思ってます。
一一この大学4年間通してどのような選手になりたいかの目標
隅田:自分は4年間っていうか、その低学年からでもチームを引っ張っていけるような存在になりたいと思ってるので、これからも頑張っていきたいです。
中谷:頼りにされるような選手になりたいです。
(隅田さんへ)
高校時代について
一一1つ上にバックスリーで同じの上嶋さんはどのような先輩でしたか
隅田:高校の時からすごい仲良くしてもらってて、こっちに来る前の高校の時もずっと連絡とか取り合って、 ラグビーはこうだよとか寮のことはこうだよとか、色々全部教えてくれてたので頼りにしてます。
一一今年3 月に高校日本代表としてイタリア遠征に行かれたと思うのですが、遠征を通して自分自身の通用した部分と通用しなかった部分ていうのがあれば教えてください。
隅田:体格です。自分はそんな高校の中でも大きい方ではなくて、それはやっぱ世界に出たらもう1段階小っちゃくなって、やっぱ体格のところではやっぱ負けてるなと思ったんですけど、アタックのところとかスピードのところは全然世界でも通用したかなと思うので、そこは自信につなげていきたいなと思います。
(中谷さんへ)
一一2つ上に林慶先輩おられたと思うんですけど、どんな存在でしたか。
中谷:1番熱いです。(笑)なんかそういう言葉とかは結構不器用なんですけどプレーは1番熱いです。
一一野球を中3までされてたと思うのですが、そこからラグビーの世界入られてこのレベルに来るまで辛かったこととかありますか。
中谷:辛かったこととかはないです。
一一逆にその野球の経験が今、生きてるみたいな、なんか生かされてるところとかありますか。
中谷:人よりも、やるっていうところです。ウエートとかランで走るってなっても人より走ったり、人より練習するっていうのは野球の時からつながってるしそこは変わらないかなと思います。
一一それぞれ憧れの選手とその理由
中谷:「アーディー・サヴェア」
ニュージーランドの選手です。とにかく1個1個のプレーで全力出し切って激しいところです。とにかく強いんで僕もそういう選手になりたいなと思います。
隅田:「押川敦治選手」
(聞き手・撮影:岡本和香)
ちょっとあんまり有名ではないかもしんないですけど、自分が中学校、小学生の時にちょっと接触する時があって、その時にラグビー面だけじゃなくて、キャプテン面として、人としても憧れる存在だったんで、ずっと目標にしてます。
〇プロフィール
◆ 中谷陸人(なかや・りくと)
2005年4月15日生まれ。大阪桐蔭高校出身。ポジションはLO。182㌢。101㌔。法学部1年。
◆隅田誠太郎(すみだ・せいたろう)
2005年7月8日生まれ。東福岡高校出身。ポジションはFB。173㌢。75㌔。法学部1年。