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~ルーキー特集2025~ 【フィギュアスケート部】銀盤で最高の演技届ける

多くの新入部員が入部したフィギュアスケート部。今春、新たに加わった東(文情1)、重田(スポ1)、森本(商1)の3人のルーキーが取材に応じてくれた。

Dポーズをする(左から)東、重田、森本

 

――フィギュアスケートを始めた理由
:父の仕事の都合で北海道に住んでたことがあって、リンクがすごく多かったので見に行ったりとかしている時に楽しいなと思って始めました。

重田:小3?小2、小1ぐらいにリンクに行って、その時にたまたまリンクの真ん中でお姉ちゃんと、今のクラブの先輩たちがジャンプとか好きに披露していてかっこいいなと思って始めました。

森本:あまり記憶はないのですが、バンクーバーオリンピックの選考会、全日本選手権。3歳の時、ショートの演技を見に行って、その時に高橋大輔選手のを見て「やりたい」って。こう言ったのかわからないのですが、それで親が教室に連れて行ったのがきっかけです。

――1番印象に残っている、思い出深い大会
重田:国体です。普段個人競技で自分のために頑張るというスポーツなのですが、初めて県の人たちのために頑張るというのを初めて経験して、応援してもらってとても楽しかったです。

森本:初めてジュニアグランプリシーズに出た時はすごく緊張しました。当時同じチームに僕を含めて4人いたんですけど、全員表彰台に上ることができたので、めちゃくちゃ嬉しかった思い出があります。

:インターハイです。今まで全国レベルの大会に出れたことがなかったので、インターハイに出られた時は嬉しかったです。

――同志社に入学されて3か月経った。同志社を進学先に選んだ決め手

:同じリンクで練習していた先輩方に同志社のフィギュアスケート部の方が結構いて、憧れて入りました。

重田:私のクラブにも、卒業したのですが先輩がいて。高校もその先輩と同じ高校でずっと後を追っていて、とても尊敬できる先輩で、その人のようになれるかなって思って同志社を選びました。

森本:身近にいた友達のスケーターがみんな同志社に入っていたので、僕も同志社に入りたいなと思って入りました。

――ちなみにどの選手ですか

森本:中村俊介(商2)くん、森田真沙也(商4)くん、すみくん、森口くん(=澄士・商卒)です。

重田:籠谷歩未(商卒)選手が先輩です。高校とクラブの同志社に行く道をつくってくれました。

――高校生活から大学生活への変化、学業の両立は

森本:高校が通信制で週1回だけだったので、今は大学で週3通っている。あとはやっぱり学生の人数が桁違いなので、すごい新鮮で毎日楽しいです。

重田:高校、中学はとても家から近くて、スケートに専念できていたのですが、実家からここまで(京田辺キャンパス)まで2時間かかります。やっぱり通学時間が1番変わったところかなと思います。神戸から通っています。

:高校の時よりも課題に毎週追われていて、それとスケートの両立がちょっと大変です。

――フィギュアスケート部の雰囲気

森本:今年は新入生、1年生が多分例年よりすごい多くて。新入生どれぐらい入るかちょっと心配だったんですけど、結構入ってくれて嬉しい。あとはずっと一緒のチームだったり、昔一緒のチームだった人がそのまま同志社の先輩だったりもするので、そんなに上下関係が厳しいとかもなく、すごく和気あいあいとしています。

重田:今までフィギュアスケート部に同期という存在がいなかったので、同期ができて、先輩たちはみんな優しくて、部練に行ったらいつも楽しいなって思うような練習です。

:先輩たちもすごく優しく接していただいて、同期の人も今年たくさん入ってくれたので、部活に行くのがすごい楽しみです。

――自身の演技の強みやアピールポイント、挑戦していること

重田:今シーズンからショート、フリー両方に3回転+3回転のコンビネーションを構成に入れて、フリーもダブルアクセル以外全部トリプル(ジャンプ)の構成で組んでいます。今までよりもジャンプの質を上げて、成功率を上げて、トリプルをいっぱい入れられるように、それが試合で出せるように頑張っています。

:昨シーズンはトリプルを跳べる確率があまり高くなくて。トリプルの質を上げて、その質と確率を上げられるようにするのと、演技全体のジャンプだけじゃない部分も向上させていきたいです。

森本:強みっていう強みは多分ないのですが、強いて言うならジャンプの質は自分の中でこだわって練習しているので、そこは武器にしていきたいと思っています。

――参考にしてる選手や憧れの選手、理想としてる選手像があれば

森本:僕は高橋大輔選手にすごい憧れてスケートを始めたので、高橋大輝選手の演技はやっぱり今でもめっちゃ見ていますし、あとはいろいろな選手の、男子選手のスケート見るのが本当に好きなんですよ。いろいろな日本、海外の選手も基本見ています。

重田:クラブの先輩である坂本花織選手と籠谷選手をとても尊敬していて、小さい頃からずっと坂本選手も籠谷選手も一緒に練習して、同じ環境でたまにジャンプを教えてくれたりしてくれます。籠谷選手のように文武両道したいです。

:私は浅田真央選手がすごい好きで、ジャンプも綺麗ですし、表現力とかスピンも全部において完成度がすごい高いので、そのような全部のことができるような選手になりたいです。

――大学4年間の目標

重田:全日本選手権に出ることと、インカレに出場して大学に貢献することと、単位を取って卒業することです。

森本:僕は全日本選手権に出場することと、インカレは出場して団体優勝をしていきたいのと、4回転をやっぱり何か習得はしたいと思ってます。あとは4年で卒業できるように(笑)

:私はまだトリプルが2種類ぐらいしか跳べないので、トリプルの数を増やせるようにして、できるだけ上の大会に出られるように頑張りたいです。あとは単位を落とさずに、卒業できるように頑張りたいです(笑)

★共通質問

「試合前のルーティン」

重田:イヤホンを外さない!ずっとイヤホンつけて集中しています。あと耳のツボ押してます。

森本:めっちゃ緊張するんで、絶対毎回試合直前まで音楽聞いています。しかもスケートに全く関係のない曲を。

重田:間違いない(笑)

森本:自分の曲とか聞いたら余計緊張する(笑)k-popとかハイテンションな曲を聞いています。

:私も結構音楽聞くことが多いかもしれないです。全然関係ない曲を聞いたりとかしています。
ミセスとかYOASOBIとか聞いて、とても緊張してしまうのであんまり考えないようにしています。

(聞き手・撮影:矢部彩香)

【プロフィール】

◆ 森本涼雅(もりもと・りょうが)
2007年2月10日生まれ。星槎国際高校出身。168.5㌢。商学部1年。

華麗に滑る森本

◆ 重田美星(しげた・みら)
2006年8月29日生まれ。兵庫県・神戸野田高校出身。159㌢。スポーツ健康科学部1年。

演技に集中する重田

◆ 東華乃子(あずま・かのこ)
2006年12月3日生まれ。京都女子高校出身。154㌢。文化情報学部1年。

美しい演技をする東

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