~ルーキー特集2025~ 【水泳部】常に高みを目指すルーキーたち

約1か月後にインカレを控える水泳部。今年入部したルーキー3人が取材に応じてくれた。
ーー水泳を始めたきっかけをお聞きしたいです。
金田 僕が水泳を始めたきっかけは、小学校1年生の夏に始めたんですけど、その頃すごい太ってたんで健康目的で始めました。
徳野 水泳を始めたきっかけとしては、物心がついた頃からもうプールにいたので、気づいたら泳いでました。
岡本 水泳を習い始めたのは幼稚園の頃で、習い事を始めるのがそのぐらいだったので、ピアノと一緒に始めた感じです。
ーー同社大学の水泳部に入部した理由をお伺いしたいです。
金田 高校の頃から、大学でも水泳をやりたいとは思っていて、水泳だけじゃなくて、しっかり勉強の方もというか、大学を卒業してからも、今のところは水泳するっていう予定はないので、しっかり勉強の方もやっていきたいと思って、それで関西圏で勉強も水泳もできると言ったら、同社大学かなと思って、Instagramとかも時々見てたんで、雰囲気も良さそうだなと思って同志社大学を選びました。
岡本 私も勉強と水泳を両立させることができる大学を選ぶ中で、いくつか体験練習に行って、その中でも同志社が1番雰囲気が合っているなと思ったので同志社を選びました。
徳野 僕は元々内部出身なんですけど、小学生の頃から親に同社大学水泳部があって、しかも中学から入ったらエスカレーターで大学の水泳部入れるってこともあって、それで入りました。
ーー水泳の楽しさを教えていただきたいです。
金田 水泳は色々自分で考えながら練習しないといけない種目だし、全然タイムが伸びなくてしんどい時もあるんですけど、今までの努力が実ってタイムが出た瞬間というか、自分のタイムが早かったっていうのも嬉しいんですけど、周りの友達とか応援してくれる人たちが自分のタイムを喜んでくれるっていうのが、やっぱり水泳をやってて1番やってて良かったなっていう瞬間です。応援してくれている人たちのために、しっかり良いタイムで返したいなと思っています。
岡本 水泳は個人競技なので、自分がやらないと結果が出ないので、自分がやったことに対して結果がついてきた時が、1番嬉しいのでそこの達成感を目標に頑張ってます。
徳野 普段の練習ではやはりしんどいとこととかもたくさんあって、心が折れる時も何回かあったんですけど、やっぱり大会で良い結果を残すと、今までやってきた努力が報われてきた感じがしてよかったと思います。
ーー水泳部の雰囲気はいかがですか。
金田 同志社はチーム全体としてすごい前向きというか、高い目標を持って練習している人たちがいっぱいいるチームだなと思いますし、そういう人たちが多くいるっていうので、自分も頑張らないとなって思うし、お互いしんどくなっちゃう時もあるんですけど、気持ち的にも。それを選手間で支え合えるっていうのがすごい良いチームで、自分がすごい好きなチームだなと思います。
岡本 同志社の水泳部は皆さん自分の目標を明確に持っていて、自分は何がダメなのかとか、何を強化しないといけないとかをしっかり分析して練習されているので、私もそれに影響されて自分も頑張ろうって思えるとこが良いところだと思います。
徳野 やはり1番感じることは、置いていかれる人が誰もいないっていうところだと思います。練習とかでも遅いときがあっても、先輩方がアドバイスをくださったりして、あとは精神面でもお互いを支え合ったりして、そういう環境が良いと思います。

ーー自身の強みを教えてください。
金田 僕の強みは、人よりもすごい色々自分で試行錯誤しながら練習とか泳ぎ方を考えれるっていうのが強みだと思います。自分の今の強みとして大きな力強い泳ぎっていうのがあると思うので、そこは今まで通り生かしつつ、もっといろんな水中動作などのテクニックを強くしていけば、インカレでも戦える選手になっていけるのかなと思っています。
岡本 良くも悪くも結果にとらわれすぎてないっていうところで、自分の目標を明確に持ってやれているところが強みだと思います。
徳野 僕の強みは出すところは出すっていうところだと思います。特にリレーとかだったら、自分もその力を最大限にしてベストを更新するといったことは強みだと思います。
ーー大学での目標を教えてください。
金田 大学4年間での目標は、まず3年生でインカレB決勝で、4年生ではインカレA決勝に残って全国で戦える選手になること。今年の目標は4継に出るかはわからないですけど、8継は出ると思うので、選ばれたらしっかりその今の大好きな先輩方と一緒にB決勝とか、インカレのレースが1発で終わらないように、2回泳げるように頑張りたいと思います。
岡本 大学4年間での目標はインカレでA決勝に残ることです。8継に今年はメンバー入ると思うので、先輩方2人の足を引っ張らないように、自分が底力を上げて戦えるように頑張りたいと思います。
徳野 僕の目標は、泳いだ時に皆からうわーって言われたいです。良い結果を残して大会新記録とか出して、とりあえずうわーって言われたいです。
ーー初めてのカンカレが終わりましたが、振り返ってみていかがでしたか。
金田 僕は高校3年生の時に1番調子が良くて、大学入ってからあんまり納得いくような結果が出ない期間が続いてるんですけど、今回のカンカレでは十分に納得いく結果ではないですけど、最後の8継とかでは少し復活の兆しを感じてきたというか、自分がやってる練習は間違ってないっていうのが確認できたので、そこのすごい全体が盛り上がるカンカレの雰囲気を味わったことで、これまで以上にモチベーションが上がっていくと思いますし、インカレでは絶対にリレーでリベンジしたいです。
岡本 個人ではメダルを取れたんですけど、800に関してはタイムがあまりよくなかったので、400に比べてまだ伸びが甘いなと思うので、800の練習も中心に頑張っていきたいなと再確認できる試合になりました。
徳野 初日の100メートル平泳ぎは、ちょっと緊張しすぎたあまり、いい結果を残せなかったんですけど、2日目もリレーで先輩方から励ましの言葉をもらったりして、自分の最大限の力を発揮できてでよかったと思います。これからもその経験を糧にして頑張っていきたいと思います。
ーーインカレに向けての意気込みをお願いします。
金田 インカレでは個人では200メートル自由形で、リレーでは8継は絶対で、4継ももしかしたら入るかもしれないので、まずは個人種目では高校の時のベストを超える。そしてリレーでは先輩方の足を引っ張らないようにというか、自分が先輩方を引っ張っていけるぐらいの気持ちで、しっかり予選、決勝と2回泳げるように頑張りたいと思います。
岡本 個人は400の自由形に出場するんですけど、そこではしっかりベストを更新して、8継では先輩方2人の足を引っ張らないように、自分のベストを更新して泳げるように頑張りたいと思います。
徳野 インカレに出れるほど早いタイムを持っているわけではないんですけど、リレーで出させていただくっていうわけで、インカレっていう大きな舞台でベストをとりあえず更新していければいいなと思っています。
☆共通質問
「試合前のルーティン」
金田 前日の夜はうどんとかパスタとかを食べるっていうのは毎回していて、試合前は音楽を聞いたり気負いすぎないようにというか、考えすぎずにリラックスして泳げるようにしています。
岡本 前日の夜は(金田)こうせいと一緒で消化に良いものを食べるようにしていて、レース前はあまりタイムを意識しすぎたら私はガチガチになってしまうので、とりあえず良い泳ぎをしようと思って試合に臨んでいます。
徳野 試合開始1時間前から30分前にアミノバイタルの粉のやつを1本から2本飲むようにしています。
(取材・構成、奥谷陽菜、近藤真子)
【プロフィール】
◆金田 浩聖(かねだ・こうせい)
2006年6月3日生まれ。愛媛県立新居浜西高校出身。専門種目は自由形。経済学部1年。

◆岡本和奈(おかもと・なな)
2006年12月22日生まれ。兵庫県立姫路西高校出身。専門種目は自由形。心理学部1年。

◆徳野陽太(とくの・ようた)
2006年11月21日生まれ。同志社香里高校出身。専門種目は平泳ぎ。神学部1年。
