~主将セレクション2026~ 【軟式野球部】全国2連覇へ、「凡事徹底」を掲げて突き進む
4月の春季リーグ戦開幕を前に、緊張感が高まる軟式野球部。今回は新チームをけん引する主将の田中、栗原、藤本の3人が取材に応じてくれた。
ーー対談相手に藤本君と栗原君を選んだ理由
田中 2人は今年から幹部ということで、栗原は副キャプテンで、藤本は主務という立場で、やっぱりチームを引っ張っていかないといけない存在、チームのお手本にならないといけない存在だと思って、まずそのプレー以前のところを期待して、あとプレーでももちろん試合で活躍してもらって、チームを引っ張ってもらいたいなっていう期待を込めて選びました。
ーー2人から見て、主将の田中君はどんな人ですか?
栗原 やっぱり同期の中では1番キャプテンに向いているなって思うし、より一層新チームになってからキャプテンシーみたいなとこは感じるんで、頼れる感じですね。
藤本 結構背中で引っ張るタイプっていうか、やっぱ周りがきついって言ってても自分は弱音を吐かないところとか、周りがちょっとしんどくて緩めちゃいそうだなってところでも、自分は誰よりも前に出てやるってところが、正直シンプルにすごいなと思うし、やっぱそういう人についていきたいと思うキャプテンなのかなって思います。
ーープライベートでの3人の関わりは?
藤本 栗原は空きコマに自分の家に来るんで。いつもゲームしてますね栗原とは。
栗原 仲良いとかじゃなくて(笑)
藤本 いや、仲はいいですよ(笑)俺のこと好きでめっちゃ家に来るんすよ。でも3人の関わりってあんまないか。
田中 栗原とは学部が一緒で、藤本とも授業が一緒なので割と一緒にいることが多いし、平日はまあまあ会ってたかな。
藤本 あとはご飯食べに行くぐらい?かな。田中はあんま来ないんすよ(笑)誘ってもめんどくさいみたいな。
田中 ちゃうね、忙しいから(笑)
ーーお互いの思う意外な一面
田中→藤本
(藤本)蘭士郎は家が綺麗で有名なんですけど、意外と表だけ。棚の裏とかはちょっと(笑)蘭士郎の家によく遊びに行くんですけど、その時にそういう意外な一面が見えたかなって思います。
藤本→栗原
ルックス、身長、性格とか全部が揃ってるのにも関わらず、日本語が下手なところ。なんかLINEでも意味分かんない文章送ってきたり、言ってることもたまになんて言ってるんだろうみたいなところがあります。野球も上手くて、かっこよくて、背高くてモテて、完璧に加えてちょっと日本語が弱いっていうのが意外な一面ですかね。
栗原→田中
きっちりする時はするけど、いじられたりした時にしっかりいいリアクションをくれるところ。キャプテンとして、関わりづらいキャプテンとかなるんじゃなくて、遊ぶときはなんか遊ぶし、いじってもがっつり来てくれるっていうっていうとこがいいところですかね。
ーーそれぞれ主将、副主将、主務として意識していること
田中 みんなの前に立つ分、誰よりもやらないといけない。自分が抜いたらそれはみんな手抜くしっていうのがあるから、人に言うからにはまず自分が1番やる。グラウンドに早く来て、準備して、練習中も声出して、やることもきついこともやめずに、自分が1番やりきって、それでやっと周りに言うっていうのを1番意識してます。
栗原 僕も下級生の時や去年は自分のプレーだけで、声とかも出すタイプじゃなかったかなって思うんですけど、副キャプテンになってからは、そういうのやっていかないといけないと思ってるんで、声とか、そういう姿勢、早く来てとかは頑張るようにしてます。
藤本 自分はこの2人と違ってあんまり試合に出る機会が多くなかったんで、選手間の架け橋になるっていうのをすごい意識しています。結構後輩とかと仲良くするっていうのが自分の強みだと思うから、この2人はもう野球のことでどんどん前に進んでってほしいし、自分もそっちについていかないといけないんですけど、そういった中で自分が後輩とか、同期もそうですし、先輩も含めて全員と繋がれるポジションというか、なんでも言えるような位置にいたいっていうのは意識して結構みんなと接してます。
ーーなぜ軟式野球部を選んだのか
藤本 自分は高校でアメフトをやってて、大学でもアメフトをやろうと思ってたんすけど、自分の心がちょっと折れちゃって、無理かなみたいになっちゃった時に、軟式野球部の新歓に来たら、大和さん(前主将・新経4)とかすごいいい先輩がいっぱいいて、ここなら続けられるかなっていうか、小中野球やってたっていうのもあったし、ここなら4年間できるかなと思って入部しました。
栗原 1個上に中川さん(新商4)、2個上にも島田さん(スポ卒)っていう先輩がいるんですけど、高校から一緒にやってきた先輩もいて、勧誘もすごく受けたんで、高校で怪我してて大学ではできないかなと思ったんですけど、誘われたんで、一旦新歓来てみてって感じで入りました。
田中 僕は一旦高校野球終わって、野球やるかやらないかや迷ってた時に大学入って、1個上に石井さん(前副主将・新経4)に誘われて体験に来てみて。1番自分が惹かれたのは、全てを自分たちでやってる、オーダー決めたり、サイン出したり、練習メニュー決めたりっていうのを全部学生主体でやってるっていうところを聞いて、今までの野球生活、野球とは違う経験ができるのかなっていう風に思って入部を決めました。
ーー軟式野球部の魅力や楽しさ
田中 魅力は学生主体でこれだけやれてるところ。学生主体でやってる中で去年は全国制覇したっていうのもあるし、全国目指せるチームっていうのがすごい魅力だなって思うし、その中でも意外と練習はみんなで楽しくっていうか、そこまでガチガチなわけでもなく、緩すぎるわけでもなく、ちゃんとやるときはやるし、遊ぶときは遊ぶっていうメリハリがついている。その中でみんながレベルが高い中で野球やれてんのかなっていうのはすごいいいことだと思うので、そこは楽しさにも繋がるんじゃないかなっていう風に思ってます。
藤本 先輩後輩みんな仲いいことじゃないですか。体育会だけど体育会っぽくないっていうか、いい意味で。先輩にご飯連れてってくださいって言ったら連れていってくださるし、自分も後輩に一緒にご飯行こうってみんなで行くし。他の体育会はちょっとわかんないですけど、多分体育会の中で1番先輩後輩の仲がいい部活が軟式野球部だと思うし、それが魅力なんじゃないかなと思います。
栗原 上下関係だけじゃなくても、同級生もやっぱり大学の部活入ったらそのメンツが授業とかでも一緒に一番受ける、一番過ごす時間が長い仲間ができるしっていうとこですかね。やっぱ上下関係もあるけど、同級生ともめっちゃ仲良くなれるのが魅力だと思います。
ーー今年の目標は?
田中 全国制覇、全国2連覇が1番の目標です。
ーーリーグ戦に向けての意気込み、アピールポイント
栗原 初戦が立命館なのでそこの初戦が大事かなと思うんで、そこでマックスの力持っていけるように。今ちょっと怪我しちゃってるんですけど早く戻して、引っ張らないといけない立場だと思ってるんで、しっかり準備して頼れる存在になれるように頑張ります。
藤本 例年にはない初戦から立命館っていうことなんで、ベンチ入りメンバーとかまだ決まってないですけど、25人に誰が出ても活躍できるようにというか、去年は結構偏ったメンバーだったので、今年は全員誰が出ても任せられるようなチームを今後作っていって、リーグ戦を迎えたいと思います。
田中 2人から出てるように初戦が立命館っていうところで、だけどそこに重きを置きすぎずっていうか、どの相手が来ても自分たちの野球ができるチームっていうのを作っていきたいと思ってるんで。相手が誰とか、どういう相手なのかっていうのは関係なく、どんな強い相手でも、どんなに強い相手が来ても、どんなに勝てない相手が来ても、自分たちの野球を貫けるチームっていうのが大事かなって思うんで、そこが1番注目してほしいポイントかなっていう風に思います。

☆共通質問
ーー今年掲げた目標を達成するために(主将またはチームが)大切にしたい言葉
田中 凡事徹底。
ーーその理由
藤本 去年全国優勝したからこそ、おごることなく今までやってきたその積み重ねを大事にしましょうって意味を込めて。
田中 あと、全国制覇したら周りから見る目っていうのは絶対変わるから、そこで僕らが適当にやってたりしてたら、同志社大学軟式野球部としての見られ方じゃなくて、軟式野球部、軟式野球っていうスポーツの見られ方が変わると思ってるから、そこは1番上に立ったからには1番やらないといけない、全国で1番練習も、そういうやるべきこともやらないといけないっていう意味も込めてっていうところで凡事徹底にしました。
ーー今年のチームのカラーは
田中 目標にも書いたんですけど、凡事徹底めちゃくちゃ大事かなって思ってて。意外とみんなその当たり前のことをずっと当たり前にやり続けるていうのが意外と難しいと思う。それが簡単そうで実は難しいみたいなとこがあって、例えばグラウンドに毎回遅れずに早く来るとか、グラウンドに落ちてるゴミを拾うとか、そういうところはできる。誰でもできることだけど、意外とみんなやってないっていうのがあると思うから、そこができるチームは強いっていう風に僕は思っています。まずは野球以前にっていう、周りから応援されるチームにっていうところを考えた時に、そういうやるべきことをしっかりやれるチームが強くなるんじゃないかなっていう風に思ったからこそ、そういう目標、チームからにしたいなっていう風に思ってます。
(聞き手・内藤美紀、撮影・藤本大次郎)
【プロフィール】
◆田中斯遠(たなか・しおん)
2005年4月28日生まれ。佐賀県・東明館高校出身。170㌢・73㌔。商学部新3年。ポジションは外野手。今年度主将を務める。
◆栗原暖二(くりはら・だんじ)
2005年6月12日生まれ。京都府・同志社高校出身。182㌢・72㌔。商学部新3年。ポジションは外野手。今年度副主将を務める。
◆藤本蘭士郎(ふじもと・らんしろう)
2005年4月3日生まれ。埼玉県・花咲徳栄高校出身。171㌢67㌔。経済学部新3年。ポジションは捕手。今年度主務を務める。