~ルーキー特集~ 【馬術部】さらなる高みへ駆け上がる
4月に行われた第53回関西学生新人馬術大会(新人戦)で同志社は団体優勝を果たした。総合優勝は2007年に2競技制が始まって以来の快挙。そこで活躍したルーキー2人を紹介する。
1人目は勝千紘(社2)だ。馬場馬術、障害馬術でともに入賞。団体優勝に貢献した。
彼女は大学から馬術を始めた初心者で、馬の可愛さに魅了され入部を決めた。馬術特有の難しい部分も感じながらも日々奮闘している。馬術という競技は良くも悪くも1人ではできない競技だ。馬の調子や、それまでのケアまでもが結果に影響してくる。自分の調子だけでは実力を発揮できない競技の難しさを馬術の面白いところでもあり、1番気を使っているところでもあると話す。恐怖心のないことを強みに、スピード感のある走行をする勝。今後の目標は馬に怪我をさせず、多くのリボンを勝ち取ることと笑顔で語った。
2人目は寺田愛(政策2)だ。彼女も大学から始めた初心者ながら、馬場馬術、障害馬術ともに好成績を残し新人戦の団体優勝に貢献した。
彼女が魅了された部分は「馬のコンディションなどを考慮し、馬と密にコミュニケーションを取ることでやっと競技ができる」というところだ。反対に、難しさは、「いつも同じことをしていても、同じ結果が返ってくるわけではない」ということだ。彼女は「よく落馬する」。しかし、めげずに挑戦し続けることを強みに、誰よりも根気強く馬と向き合う。今後は余裕を持って走行を終えれるようにしていきたいと抱負を語り、「今年は落ちません」と笑顔でまとめた。
★共通質問
「YOUは何しに同志社へ」
勝:同志社香里だったので、大学は決まってたんですけど将来を考えた上で、同志社は素晴らしい学校なので入学を決めました。
寺田:大学決めてる時に大学のパンフレット見て、馬術部があっておもしろそうだと思ったからです。
シェズノアを挟む左:寺田、右:勝
◆勝千紘(かつちひろ)
同志社香里高校出身。2002年5月8日生まれ。社会学部2年。担当馬はアルデエンブレム。
◆寺田愛(てらだあい)
静岡雙葉高等学校出身。2003年2月3日生まれ。政策学部2年。担当馬はエングローサー。