WEB企画
WEBPLAN

~ルーキー特集~ 【ボードセイリング部】和気あいあいと挑戦し続ける

 関西選手権第一戦では、個人・団体ともに優勝を果たし、波に乗るボードセイリング部。今回は、その中でも期待の新星2人に取材を行った。

 1人目は吉野麟大郎(商1)。高校時代にはサッカーに挑戦した経験があるが、大学では楽しさを追求するべく陸から海へ。友達に誘われた試乗会でボードセイリング部を知り、数あるサークルよりも、仲間とのつながりが深まる部活動を選んだ。実際に競技をしてみて、「めっちゃ難しい。1つのことができるようになっても、すぐ何かできないことが出てくる」と語る。
 面白い同期と優しい先輩に恵まれ、練習前は楽しくワイワイと、いざ練習が始るとしっかりスイッチを入れ、メリハリのある雰囲気の下、活動を行っている。仲間と競い合い、今までできなかったことができるようになった時にやりがいを感じるという吉野。今年の目標は、「何かのレースで1位を取ること」。楽しさを忘れずに今後も練習に励んでいく。

吉野(本人提供)

 2人目は谷山叶佳(経1)。高校ではスキー部に所属し、クロスカントリーでインターハイと国体に3年間出場するなど、輝かしい経歴を持つ。大学では新しいことに挑戦したかったという彼女も、同じく試乗会で競技自体の珍しさと先輩が海面を滑走する姿に惹かれ、入部を決意。実際に取り組んでみて、何よりもきつさを感じるという。「何をするにしても初めての動きばかりで失敗ばかりだが、失敗することでやっと次に進む。それが楽しいが、大変だなと思う部分でもある」と語る。
 向上心が強いメンバーに刺激をもらいつつスキルを磨く谷山。失敗から成功までの過程に面白さと成長を感じている。今年は「秋冬くらいにプレーニングができるようになりたい」と話す彼女。今季出場したレースでは2回とも4位と、あと一歩のところで表彰台を逃した。新人戦では表彰台に登るべく、吸収力を高めていきたい。

谷山(本人提供)

 高みを目指し、和気あいあいとした環境で挑戦を続ける選手たち。これからどのような成長を見せてくれるのか。ルーキーを筆頭に、伸びしろ十分のボードセイリング部に期待がかかる。(伊藤千遥、藤田桃江)

★共通質問
「YOUは何しに同志社へ」
吉野:3教科がよかったので、私立で、その中でも上の方で選んだ。
谷山:中学から同志社に関わってきた。中学に入った理由は、校舎も綺麗で、明るく自由な校風が自分に合ってるなと思ったから。自由、明るい、自分らしく、学校生活が送れることに惹かれた。

ポーズをとる2人

〇プロフィール

◆吉野麟大郎
兵庫県・須磨東高校出身。
商学部1年。
座右の銘はなし。

◆谷山叶佳
京都府・同志社高校出身。
経済学部1年。
座右の銘は「成せば成る」。

ページ上部へ