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~ルーキー特集~ 【自転車競技部】恩師の背中を追って

昨年の松井(スポ卒)のインカレ2冠、主将天野の全日本ロード優勝など、今勢いにのる同志社自転車競技部。今年は3人の新入生が入部した。その中でも入部前から注目され、今後の活躍が期待される天野勇を紹介する。

全国選抜大会2位、全日本選手権出場など、輝かしい成績を残した高校時代。そして4月、新たな競技生活を同志社でスタートさせた。高校の監督だった恩師の背中を追い、選んだ新天地。そして入部して2ヶ月足らずで、天野勇はチームの戦力として、試合に出場した。デビュー戦となったのは、全日本学生選手権チーム・ロード・タイムトライアル。この競技は4人1チームの構成で、3人目の選手がゴールするタイムの順位を競う。経験豊富な天野勇はタイムに関わる3着以内に入り、チームに貢献。「我慢はなんぼでもできる」。粘り強さは他人に干渉されない1番の強みだ。堂々のデビュー戦を飾ったものの、チームとしては16着と落ち込んだ。大学の競技レベルの高さを実感し、今さらに練習に打ち込んでいる。

デビュー戦の天野勇

彼は自転車の魅力を「自分の限界を超えていけるところ」と話す。ルーキーとは思えない力強い走りでチームを引っ張る姿に、彼の4年後に期待が膨らんだ。彼が今目指すところは、インカレのトラックでの入賞。しかし「統率力があって結果を残せる選手になりたい」と、人間的な成長も視野に入れていた。ただ勝てる選手ではなく、強い選手に。恩師の背中を追い大志を抱く彼の未来に期待がかかる。(林康陽)

★共通質問

「YOUは何しに同志社へ」

自分の恩師(高校の時の監督)が同志社大学で、ずっと行きたいっていうのもあったし、高校も御所の横にあって近いので、それで志望したという感じです。

〇天野勇輝

2003年4月25日生まれ。京都府•鴨沂高校出身。神学部1年。

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