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~ルーキー特集~ 【山岳部】人一倍強い山への思い

山を愛する者が集まる山岳部。今回は北海道からはるばるやってきたルーキー西井を紹介する。

昔からアウトドアスポーツが好きだった西井。高校は山岳部が無かったため、ワンダーフォーゲル部に所属した。しかし、コロナウイルスの影響で満足のいく活動はできなかった。不完全燃焼のまま大学に入り、山岳部へ入部。同志社には高校の頃に所属していたワンダーフォーゲル部やサークルの山岳同好会など、山岳部の他にも山に関わることのできるコミュニティは存在する。その中で山岳部を選んだ大きな理由は、西井の山に対する人一倍熱い気持ちだ。「僕は山に行きたいっていう気持ちが1番強い」。山登り以外にも様々な活動がある他のコミュニティに対し、山登り一筋の同志が集まる山岳部。ひとつの目標に向かって仲間と切磋琢磨(せっさたくま)できる環境に魅力を感じ、山岳部への入部を決意した。

滑落事故など、活動は常に命の危険と隣り合わせ。そのため、上級生を筆頭に念入りに計画を練って週末の山行に臨む。活動は学生だけで完結せず、顧問や監督の危機管理の下行われている。上級生は山に対して真面目に取り組む人ばかり。「今は先輩たちから学ぶ期間」。1年生からの上級生への信頼は絶大だ。比較的自由な時間が多い大学生活も、部活動のおかげで充実した日々を過ごしている。

6月に行われた六甲山全山縦走(本人提供)

山岳部はサッカー部などのメジャーな部活と比べると馴染みがないかもしれないが、誰でも始めやすい。西井は山岳部を「アウトドア活動が好きな人、スポーツが好きな人。過去にどんなスポーツをしていても、あるいはしていなくても入りやすい部活」と位置付けた。山登りだけでなく、キャンプやクライミングなど、活動は多岐にわたる。必要最低限の物資で自分がどこまで自然の中で戦えるか。彼らの挑戦から今後も目が離せない。(田組菜月)

★共通質問

「YOUは何しに同志社へ」

中高は北海道やったんですけど、僕の親が関西出身で。僕の父親は東京の大学に行ったんですけど、「京都での大学生活はいいよ」って言われて。関西人ならではの、京都での大学生活に憧れがあったらしいです。そういうのを聞いたときに「京都で大学生活もおもしろそうやな」って思いました。

〇西井武尊

2003年9月7日生まれ

函館ラ・サール高校出身

169㌢・70㌔

好きな言葉は「アテブレーベ・オブリガード」

(ポルトガル語で「またね、ありがとう」の意)

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