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~ルーキー特集~ 【ワンダーフォーゲル部】経験生かし、新たなステージへ

 夏の最終合宿に向け、厳しい練習に打ち込むワンダーフォーゲル部。大学から始める選手が少なくないこのスポーツで、中学校からの経験者だというルーキー安田に話を伺った。

取材に応じる安田

 ワンダーフォーゲルの世界に足を踏み入れたのは、中学校の時。友達に誘われたことがきっかけだった。登山やボルダリングができることに魅力を感じ、入部を決意。以来中高大とワンダーフォーゲルの魅力に取り付かれてきた。「自然の中でラフティングをすると解放感を感じられるし、登山では自分の限界に挑戦できる。そういうところが好きです」。ワンダーフォーゲルの魅力は、なんといっても自然を感じられることだという。

 取材中何度も強調していたのは、事前準備の大変さだ。中高時代は顧問の先生が準備を手伝ってくれたが、大学へと進学した今、自分たちで必要な物を用意し、登る山を決め、知識をつけて挑まなくてはならない。「登るだけでは終わらない」とワンダーフォーゲル部の過酷さを語ってくれた。ワンダーフォーゲル部は8月に日本アルプス登頂合宿に挑む。「まずは安全に8月の合宿を成功させたい」と、この合宿を目標に練習に励んでいる。また彼女はルーキーながら2、3年後を見据えていた。「自分が後輩を連れていくという意識を持ちたい」。連れて行ってもらう存在ではなく、引っ張っていけるようにと、精神的部分での成長も誓った。

 自然を相手に自分の限界へと挑むワンダーフォーゲル部。活動では体力だけでなく、事前準備などの主体性が求められる。「8月の合宿にすべてを注ぎ込む」。そう語った安田の今後の活躍に目が離せない。(大嶽悠雅)

★共通質問

「YOUは何しに同志社へ」

安田:元々京都出身で、自宅から通えるところが良かった中で、1番かっこよくて(笑)。学力的にも目指したい学校だったので、受験を決意しました。

○安田夏菜(やすだ・かな)
2003年7月9日生まれ。京都府立桃山高等学校出身。社会学部1年。

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