~ルーキー特集~ 【アイスホッケー部】兄の背中を追って
個性豊かな選手が集まる同志社アイスホッケー部に、今年も期待のルーキーが現れた。
1人目はDFを担う光泉高校出身の福井進之介(法1)だ。兄の影響を受け5歳頃からアイスホッケーを始めた福井はこれまで陸上、タグラグビーを経験してきた。これらのスポーツで経験を生かし氷上で圧巻の走りを見せる。「関西で1位になって全国でも結果を残せるチームになりたいです。またそのチームで自分も輝いてより良いチームにしていきたいです」と決意を新たにした。
2人目はFWを担う東北高校出身の加藤和己(法1)だ。福井同様、加藤も兄の影響を受け小学3年生からアイスホッケーを始める。中学ではバレー部に所属し培ったチームメイトとのコミュニケーション能力を生かしプレー以外でも声掛けなどでチームを鼓舞する。「同志社はチームメイトが少ないからこそ、1回生から試合に出れるので全力でプレーをするために練習したい。」と大学での目標を語った。
二人の共通点はチーム内に兄がいることだ。福井は今年度主将を務める兄に対し「同じポジションの兄はすごくアグレッシブな選手なので自分も兄に近づけるようにしっかり走って1歩でも兄に近づけるように頑張りたいです。」と、また加藤はチームの守備の要である兄に対し「兄とはポジションが違うのですがプレー面だけではなく全ての面で努力を欠かさない兄を尊敬しているし、自分も見習わないといけないと思います。」と尊敬の意を表した。
春季リーグは王者関大に1歩届かず悔しい結果となったアイスホッケー部。秋季リーグでは、関西の頂きを目指して練習に励む。新戦力としてチームを導く2人から目が離せない。(文責:小島葵)
★共通質問
ーー「YOUは何しに同志社へ」
福井:同志社アイスホッケー部のレベルが高いというのと、自分の兄が同志社大学で文武両道を成し遂げているので自分も成し遂げてみたいと思ったからです。
加藤:京都の文化に触れながら、学問とアイスホッケーの両立を目指し、これからの自分が進むべき道を探しにきました。
○福井進之介(ふくい・しんのすけ)
滋賀県・光泉学校出身。法学部1年。ポジションはDF。
○加藤和己(かとう・かずき)
宮城県・東北高校出身。法学部1年。ポジションはFW。