~主将セレクション2023~ 【フィギュアスケート部】「記憶に残る演技」を観客に届ける
シーズン真っ只中の2月某日。主将・大関に加え、大関が選んだ岩田、本田、北村の4人が主将セレクションの取材に応じてくれた。
ーー大関さんがこの3人を選んだ理由を教えてください。
大関:岩田は主務で同じ幹部でマネージャーなので、1番部活内のイメージが見えてるかなと思い選びました。ルーは普段から個人に関しても部活に関しても結構相談とかすることが多くて、積極的に助けてくれるので選びました。心くんはあんまり話したことなかったんですけど、この間の冬合宿で話したり指導する中で、色んな人に教えてもらうのに全部吸収しようとする姿がちょっと見えて、もうちょっとお話したいなというので選びました。
ーー他の3人から見て、大関さんはどういう主将ですか?
岩田:私的に大関はちゃんと部活に対してのこうしたいっていうビジョンがちゃんとある人間だなと思っていて。部活に今思っていることを持っていて、それを変えていきたいという存在が強くあってこれからの部活を良くしてくれるのではないかと思っています。
本田:主将としても選手としても真面目な人なので、パンクしそうかなと…(笑)すごい楽しみというか、ある意味プレッシャーにならない程度に期待しています。
北村:大関先輩は主将としての風格というか能力がすごくあるし、選手としてもとても群を抜いてうまいので、そこが合わさってとても素晴らしい主将なんじゃないかなと思っています。
ーー3人から聞いてどうですか?
大関:まだ何も仕事していないのに、なんかわーってなっているので(笑)それを見ても主将をやっていけそうと思ってくれてるんだなと。頑張らないといけないと思います。
ーープレーされている3人にお伺いしたいのですが、フィギュアスケートをやっていて1番ここが魅力だなと思うところはどのようなところですか?
本田:うーん、魅力…どの選手にもそれぞれに良いところがあって。例えば高いレベルで頑張っている選手から、今始められた人でもみんなそれぞれに良いところがあって個性が出るのがすごいフィギュアスケートの良いところなんじゃないかなと思います。
大関:フィギュアスケートって個人競技だから自分の演技時間ってほんとに1人に観客の人すべての視線が集まるわけで、その時間って自分だけの時間。それを持っている競技ってやっぱり珍しい。それが魅力かなと思います。
北村:ルーカス先輩も言ってたんですけど、1人1人にプログラムがあって個性が光るスポーツだし、他のスポーツと違って映画とか芸術みたいに感動できる部分が良いと思います。
ーーマネージャーである岩田さんから見てフィギュアスケート部の魅力はどのようなところですか?
岩田:そうですね、やっぱり個人競技なので個人的にはなってしまうんですけど。それでも教え合って高め合えるとてもいい存在で、試合とかでもみんなで一喜一憂というか、成功すればみんなで喜び、失敗してもそれをみんなで鼓舞し合えるとても良い競技だなと思います。
ーーオフの日は何をされていますか?
岩田:私はマネージャーなのでほぼほぼオフなんですけど(笑)ほとんど最近のメインはアルバイトの方をメインに活動していて。
ーーアルバイトは何をされているんですか?
岩田:飲食の方をさせていただいています。あとは趣味が今ワンピースを見ることなので、ワンピースを見ています。
本田:部活以外は、個人的にクラブチームに入って練習をしていて、それもない日は友達と会ったりご飯を食べたり飲んだりとか、友達といるのがすごい好きなので、よく一緒にいると思います。
大関:自分もルーと一緒でクラブチームで毎日練習しているのと、練習がない日とかは同期と遊んでいます。
北村:最近は京都の銭湯を巡るのにハマってます。
ーー今年の目標を教えてください。
岩田:主務になったので皆さんのサポートを一所懸命しないといけないと思っているのと、迷惑を掛けないような主務になりたいなと思っています。
本田:残り少ない競技人生なので、悔いないように自分のできることをして、最終的には人に感動してもらえるようなスケーターになりたいです。
大関:成績の目標としては全日本インカレと国体に出ること。あと2年、最後良い終わりができるように、その準備ができればいいなと思います。
北村:個人の目標としてはジャンプとかそういう演技の要素をもっとちゃんとして、姿勢とかそういうところを正していって、ルーカス先輩がおっしゃったんですけどいずれは感動してもらえるような演技ができたらなと思います。
ーー今年大切にしたいことを色紙にお願いします。
大関:(書きながら)緊張するなあ…(笑)「記憶に残る演技を目指して」で!去年までコロナの影響で無観客の試合が多くて。その中でも関西フリー大会ではリンクサイドに部員が立っていたり、これからどんどん有観客の試合が増えると思うので、新4年生の代は無観客の試合ばかりのスケート人生だったと思うのでこの1年、有観客の拍手や歓声を感じながら自分にとっても記憶に残ってほしいし、見てるお客さんのとっても印象に残ることを目指して毎日少しずつでも成長してほしいなという思いを込めました。
ーーありがとうございました!
(聞き手:藤本知優、撮影:古川亜依)
◆大関凜花(おおせき・りんか)
2002年11月26日生まれ。北海道・札幌旭丘高校出身。今年度主将を務める。経済学部新3年。
◆岩田有咲(いわた・ありさ)
2002年9月27日生まれ。広島県・ノートルダム清心高校出身。今年度主務を務める。経済学部新3年。
◆本田ルーカス剛史(ほんだ・るーかす・つよし)
2002年9月15日生まれ。滋賀県・綾羽高校出身。スポーツ健康科学部新3年。
◆北村心(きたむら・しん)
2004年1月8日生まれ。兵庫県立芦屋高校出身。文学部英文学科新2年。