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~主将セレクション2023~ 【馬術部】前主将の意志を継ぎ「優」勝を目指す

 個人の活躍が光った昨シーズンの馬術部。今季は団体優勝も目指す中、たくさんの新入部員に期待していると語る主将の宮坂彰穂(新心3)と彼女と昔からの知り合いである田中愛麗(新GR3)、そして昨年の夏学で個人優勝を果たした泉和華子(新社2)がインタビューに応じてくれた。

対談前に馬の紹介をしてくれた宮坂

──対談相手に2人を選んだ理由は?

宮坂:(泉は)去年も全日本学生とかで関西優勝をしてるし、実績もあって、今年も期待の1年生(新2年)なので、まず泉和華子さんを選びました。あと田中愛麗さんはもともと乗っていたところが一緒で、年は違うんですけど、本当にたまたまで(笑)。一緒に同期になって一緒に部活やってて、本当に上手なので、すごい刺激受けることもあるし、性格が本当に真逆なんですけど、それを上手にお互いが補いあっているような感じで、一緒に部活の運営とかもやってて、すごく助かっているので、田中さんを選びました。

──他己紹介をしてください。

宮坂:難しい(笑)。

田中:1年生からはちょっと言いにくいかもな(笑)。

:全然言いますよ(笑)。

田中

:愛麗さんは責任感がすごい強くて、あたしが思うにめっちゃメンタルは弱いんですけど、部活のために心を鬼にして頑張ってくれているっていう印象です。

田中宮坂

田中:彰穂は一見ふわっとした感じで優しい雰囲気やけど、主将になっただけあって、結構厳しいところは厳しいし、同期のことも「これは違うな」と思ったらバサッと切り捨てるときもあるし、普段の雰囲気は優しいから、みんなが話しかけやすいなっていうのが持っている印象です。

宮坂

宮坂:和華子はプライドが高いイメージ。プライドが高くて、自分のやるって決めたことはめちゃめちゃちゃんとやる人だと思う。

田中:妥協がないよね。

宮坂:そう。これやる!ってなったら絶対こうする。結構気の強い感じが(笑)。でも、結構和香子の同期は大学から(馬術を)初めてて、(経験者である泉は)同期の中でも立場が違うから、色々周りからの扱いが違って大変かもしれないけど、まあうまいこと、楽しい感じの性格なのでみんなとも楽しくやっているように見えます。

──プライベートの過ごし方は?

田中:忙しくて今年は(まだ)ないですけど、去年は同期のみんなでスキーに行きました。

宮坂:愛麗はとにかく食べます。ご飯は行く?って言ったら大体ついてきてくれて(笑)。でも、代をまたいでっていうのはなかなか…

:1年生同士でご飯はあります。でもわざわざ時間作って遊びに行くことはないですね。ここ(厩舎)で遊ぶことが多いです(笑)。

──現在のチームの雰囲気

宮坂:この部活って本当に経験者の子は経験者で、それ以外の大学から始めた子は本当にゼロからのスタートなので、目標もみんな分かれるし、やることできることもみんな分かれてしまうから、代替わりしたときとかは、うまいこと行くかな?と思ったんですけど、割と大学から始めた子達も馬好きでやってるだけだったので、みんな本当に一生懸命目標立てて馬乗ってると思うし、どんどんうまくなっていて、みんな一生懸命です。

──今年の目標

:目標は高くですね。

田中宮坂:そんなんあたりまえやん

:春・夏・全学制覇。

田中宮坂:おー!

:あと監督を祝勝会の優秀監督賞っていうのに絶対立ってほしくて。

宮坂:今年この3人でユニオン祝勝会に出席してたんですけど、その時に最優秀監督賞みたいなのがあるって初めて知って、「これは(監督を)連れていかな!」ていうのが。

:監督に表彰で名前を呼んでもらって、そこに立ってもらってうっていうのが目標なので、必ず実行したいと思います。

宮坂:チーム全体の目標としては、チームみんなで成績上げて、祝勝会で監督が引退する前に「頑張って監督を最優秀監督賞にしよう」って言ったメンバーでそれが実現できたらいいなっていうのが全体としての目標。私はちょっとまだ実力が足りなくて、でも次の全日本学生とか春の学生戦とかもそうなんですけど、団体戦を組もうと思ったら、頭数が足りないかもしれないっていう状況なので、それをできるだけ試合期間までに権利をとるしかないので、できるように頑張りたいと思います。

田中:まずは4月から1年生が入ってくるので、1個上の代(新4年)がいいひん分、部としても成り立たないと思うから、1年生が入ってくるまでに、迎え入れられるだけの体制を今いるメンバーで協力して作っていくことと、個人的には技術の上達もあるし、入ってきた子が「この部活続けてよかった」って思えるような部活になるのが一番かなと思うので、そのために尽力します。

──主将が今季大切にしたい言葉は?

「優」

左から田中、宮坂、泉

宮坂:去年の主将がこの字を選んでて、優勝っていう意味もそうだし、やっぱり入る人も少ないし、入っても途中でやめてしまう人も多い部活なので、みんなで楽しくもそうだけど、なんかみんなお互いに優しさを持って、みんなが続けていける部活にしようっていう意味で、今年もこの字を選びました。

(栗林真菜)

<プロフィール>

◆宮坂彰穂(みやさか・あきほ)/心理学部新3年/札幌光星高等学校出身/担当馬はBIZザミーラとタイフーン。

◆田中愛麗(たなか・あいり)/グローバル地域文化学部新3年/京都府立洛水高等学校出身/担当馬はシェズ・ノアとアルデエンブレム。

◆泉和華子(いずみ・わかこ)/社会学部新2年/京都教育大学附属京都小中学校出身/担当馬はクアドリフォリオとエキゾーストノート。

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