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~主将セレクション2023~ 【ボウリング部】切磋琢磨し、「飛躍」の1年に

 2月に行われた関西選手権、全日本選手権で輝かしい成績を収めたボウリング部。今回は主将・新舎、副主将・戸塚に加え、エースの斉藤がインタビューに応じてくれた。

左・戸塚、中央・齋藤、右・新舎

ーー今回対談相手に2人を選んだ理由は

新舎 2人とも今回の全日本大学選手権で優勝して、実力もそうだし、信頼してるのが2人かなと思って選びました。

ーー他己紹介をお願いします

新舎 斉藤翔くんは僕の1つ下なんですけどすごくしっかりしてて、下級生だけどチームをまとめることもできるし、ボウリングの実力もすごいなと思っています。戸塚眞由ちゃんは唯一の同期で1番信頼してるし、頼りにしているというか。男子部・女子部って分かれているんですけど、女子部の面倒もしっかり見てくれる、チームをまとめるために必要な存在かなと思います。

斉藤 新舎巧巳くんにはボウリング以外のことでも全部相談できるので、自分の中で支え。戸塚眞由ちゃんは、「練習してない」とかネガティブなことを言うんですけど、結果はいつも好成績。陰で努力していてすごく真面目な子だなと思います。

戸塚 新舎くんはキャプテンとしてまとめているんですけど、先輩先輩してるわけじゃ無いというか。ちゃんと後輩の意見とかも取り入れて、チームの雰囲気をまとめるのが上手だなって思ってます。斉藤くんは後輩なんですけどやっぱりボウリングが上手なので、自分も教えてもらったりして頼りにしている人です。

ーー経験者だからこそ知っているボウリングの魅力は

新舎 ボウリングってただ投げてピンに当てるだけかなと思う人がすごく多いんですけど、結構ボウリングって奥深くて。レーン上にオイルとか引いてあるんですけど、そういうのってセンターによって違うんです。形だったり、長さだったり、オイルの濃さだったり。ボールも種類があるので、それに合わせるっていうのが結構難しくて面白い。

斉藤 ストライク続けることよりも、スペアをコツコツ拾っていく方が僕らからしてみれば上手いなと思うので、一般の人はストライク目指して投げているけど、少しはスペアもちゃんと狙って投げて欲しいと思います。

戸塚 他のスポーツだと1番強い人がずっと同じだったりするじゃないですか。でもボウリングはレーンによって点数が出る人が違うので、毎回優勝するのが難しいっていうのがボウリングの魅力かな。

ーー団体で戦う面白さ、良さは

新舎 個人競技だとは思うんですけど、投げてお互いに話し合って「オイルがどういう風になってるよね」とかそういうのを共有するのがボウリングのチーム戦の面白いところかなと思います。

斉藤 ボウリングは競技としてやっている人が他のスポーツに比べて少ないので、チーム戦は大会で決められた人数が集まらない。6人出場して、5人チームだと1人補欠になるんですけど、優勝したら補欠の人の分までメダルがもらえるので、投げてない人の分までメダルがもらえるのが、団体戦の魅力の1つかなと思います。

戸塚 自分が特にそうなんですけど、レーンによって点数が出る時と出ない時の差が激しい。でもチーム戦にすることによって、チームの人に助けてもらえるので、自分はスペアで耐えて頑張ることで、良い結果が出せることがチーム戦の魅力かなと思います。

ーー「ここは他の人に負けないぞ!」というアピールポイントは

戸塚 私は打てる時は決まっていて、端を投げられる時が自分は打てるので、そこは他の人には負けないですね。

斉藤 僕はここに投げたら絶対にストライク取れるというところがないので、逆にそれが自分の強いところだと思っていて。点数が出なくなった時も、すぐにボールを変えたり、投げる場所を変えたり、いろんなアイデアを取り出して柔軟に対応できるところが自分の強みだと思っています。

新舎 良い意味でも悪い意味でも「勝たないといけない」とかあまり思わないので、気楽に投げれるところが自分の強みかなと思います。

ーー去年から続けて主将を続けることについてどう思うか

新舎 僕が入った当初は大学初めの子も結構多くて、ジュニアからやってる子が少なかったんですけど、ここ最近監督さんたちも力を入れていて、推薦とかでボウリング部を強くしようとしているんですよ。そうしていくと、チーム戦の時、個人種目みたいに個人が強ければいいみたいな考えになってしまうことが多くて、そうなった時にチームをまとめるのがすごく大変だなと。そういう所はしっかりまとめて、チーム戦で大学初めの子たちも活躍できるような場を与えたいなと思っています。

ーーチームの雰囲気は

新舎 最高です。みんな仲良く切磋琢磨しながら高め合っていけてるかなと思います。

斉藤 試合の結果が良くても悪くても、反省点とか次の目標を話し合いながら練習していて。4月に入ってくる子たちも優秀な子たちが多いので、それに負けじと、課題とかレポート提出で忙しい中、練習に来てちゃんと投げている印象です。

戸塚 特に女子部は、部活以外でも遊びに行ったり普段から仲がいいので、それもチーム戦の結果につながっているかなと思います。

ーー新シーズンの個人の目標は

新舎 4月からしっかり新歓をやってボウリング部の人数も増やしながら、自分は主将なのでチームをまとめつつ、もう卒業なので就活もちゃんとやっていけたらなって思います。

斉藤 僕は今日本代表として活動しているので、常に上位に食い込めるように日々練習して、目標は国際大会に出場できるように頑張りたいと思ってます。

戸塚 4回生になってボウリングができるのがあと1年しかないので、早めに就活を終えて全力で頑張りたいと思っています。

色紙に言葉を書く新舎

ーー新シーズンの部としての目標は

新舎 1番大きい目標としては、12月に大学選手権っていう男子が5人チームで女子が2人チームの団体戦があるので、そこでアベック優勝する。その他の同志社として出る大会は、同志社が全部優勝したいなって思っています。(河場真世)

〈プロフィール〉

◆新舎巧巳(しんしゃ・たくみ)

岡山県私立岡山理科大学附属高校出身。スポーツ健康科学部新4年。

今年度主将を務める。

◆戸塚眞由(とつか・まゆ)

愛知県立木曽川高校出身。商学部新4年。

今年度副主将を務める。

◆斉藤翔(さいとう・しょう)

愛知県立鳴海高校出身。スポーツ健康科学部新3年。

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