4月9日に東京武道館で令和5年度ジュニアクイーンズカップ・レスリング選手権大会が行われた。同志社からは女子フリースタイル55㌔級に中川(商2)が出場。初戦は判定勝ちで次戦に駒を進めたが、2回戦で敗退となった。
初戦の相手は山梨学院大の丸。第1Pはパッシブを取られ、相手に1P与えてしまう。第2P開始30秒で相手を場外に押し出し、1P獲得。勢いに乗った中川は相手の背中を取り、2Pの追加点を得た。試合終了後、相手側はチャレンジを要請したが、失敗したため、4-2の判定勝ち。
2回戦は神奈川大の本多と対戦。第1P開始30秒、相手に背中を取られ2P獲得される。迎えた勝負の後半戦。巻き返しを狙うも、さらに2P追加されてしまう。その後も得点を奪うことができないまま試合終了。0-4の判定負けとなった。
3位入賞とはならなかったが、収穫点や課題点が見つかったと話す中川。今大会で得た経験を活かし、次大会ではさらにパワーアップした姿を見せてくれるだろう。
【番匠麻衣】
○試合後のインタビュー
・今日の試合を振り返っていかがですか?
ーーー1試合目は結構強い相手だったんで勝てるかなって感じだったんですけど、そういう相手に勝てたことは自分でも大きな自信になった。なので、安心して次に臨むことができました。2試合目は自分の甘い部分が出たっていうか、0-4だったので、勝っても五分五分ぐらいの相手だったので、そこで勝てるようになるのがこれからの課題かなと思いました。
・今大会に向けてどのようなことを強化しましたか?
ーーーメンタル面は自分はあんまり緊張しないタイプなので、緊張しないタイプだからこそある程度は緊張感がいるというか、試合である程度の緊張感を保てるように練習中も緊張感を持って、試合の時にいいぐらいの緊張感にもっていけるようにしていました。技術面に関しては、自分は受け身のスタイルなので、攻めれるようになったら、受けもできて攻めもできる良いスタイルになるので、今回は攻めを強化して、甘い部分を詰めていきました。
・試合前のコンディションはいかがでしたか?
ーーー本来は53㌔級の選手なんですけど、55㌔級で出たので減量が無かった。普段は減量して、パワー出すって感じだったんですけど、減量なくてもいつものパワーで戦えたので良いコンディションでした。
・今後の目標や意気込みをお願いします。
ーーー自分が1番目標にしているのは天皇杯出場。そのためには、西日本で1位を取るか、全国大会で3位以内に入らないといけないので、天皇杯に出れるように3位以内に入ったり、西日本で優勝するのを目標にしていきたいです。