レスリング部
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【レスリング部】インカレ、大北がベスト8・安渡がベスト16

8月26日~29日に横須賀アリーナ(神奈川県)で文部科学大臣杯 UNIVAS CUP 令和5年度全日本学生レスリング選手権大会(以下、インカレ)が行われた。26(ベスト16決定まで)、27日(ベスト16以降)に実施されたのは男子フリースタイル。同志社からは57㌔級に安渡・志村、61㌔級に小泉、65㌔級に森本、70㌔級に奥村、86㌔級に内田・飯沼が出場。28日には女子フリースタイルと男子グレコローマンスタイル(ベスト8決定まで)、29日は男子グレコローマンスタイルベスト8以降が実施された。同志社からは中川(女子フリースタイル53㌔級)と大北(男子グレコローマンスタイル55㌔級)が出場。全国から多くの選手が集まるインカレで安渡がベスト16、大北がベスト8に輝いた。

安渡は組み合わせにより2回戦から出場。相手は日大の原科だった。タックルに入り、相手の片足を持ち上げる。そのままマット上に倒し2ポイントを先制。しかし、追加点を獲得できないまま前半戦を終えた。後半戦に入るとタックルからバックを取り2ポイントの追加点を得る。その後、相手の隙をつき背後に回ると、そのままアンクルホールドを2度決めた。合計6ポイントを獲得し、10-0でTフォール勝ちを収める。
3回戦は帝塚山の沼田と対戦。春のリーグ戦でも戦い、Tフォール勝ちしている相手との再戦となった。アクティブにより1ポイントを先制。そのままインターバルに入るかと思われたが、前半戦終了間際にバックを取ったのちローリングを4度決め、合計10ポイントを獲得した。11-0でTフォール勝ちを収め、翌日のベスト16以降の戦いに駒を進める。
4回戦の相手は山梨学院大の勝目。序盤に2ポイントを先制される。その後4ポイントを獲得されたが、安渡も4ポイント獲得の大技を決めた。2ポイント差で迎えた後半戦。踏ん張りをみせたが、徐々にポイント差が空いていき4-11で判定負けとなった。「高校の頃から1位とか2位で強いの分かってたので自分が挑戦者の気持ちで挑んで失敗してもいいからいろいろ技を試せたのが良かったかなと思います」と振り返る。

試合中の安渡(理工1)

小泉は中央大の佐藤と対戦。序盤に相手を場外に追いやり先制点を得た。しかし、前半戦終了30秒前にマットに倒されそのままローリングと4ポイント獲得の技を決められる。7ポイント差で迎えた後半戦。片足タックルに入り相手をマット上に倒し2ポイントを獲得した。その後チャレンジを出したが、失敗し相手に追加点を与える。最後まで果敢に攻めたが3-9で判定負けとなった。

試合中の小泉(商2)

組み合わせにより2回戦からの出場となった志村。相手は日大の佐々木だった。序盤、タックルに入られ片足を持ち上げられる。そのままマット上に倒させ先制される。その後パッシブにより1ポイントを相手に与えた。3ポイント差で迎えた後半戦、相手を隙をつきバックを決めた。そのまま追加点を獲得したかったが、2-3で判定負けとなる。
森本・奥村・内田も奮闘したが、Tフォール負けとなった。

試合中の志村(商3)

飯沼の1回戦の相手は桃山学院大の佐古。試合開始直後に相手を持ち上げバックを取る。そのままアンクルホールドを連続で決め10-0でTフォール勝ち。開始から30秒以内に決着をつけ、難なく2回戦に駒を進めた。
2回戦の相手は山梨学院大の五十嵐。天皇杯や明治杯で表彰台に登っている選手との戦いとなった。試合開始1分後、バックを取られ先制される。その後も技を決められ0-10でTフォール負けとなった。

勝利した飯沼(商4)

次大会は9月29日~10月1日にかけて行われる西日本学生選手権。今大会で得た課題点を各々が修正し、西日本の戦いに挑む。(番匠麻衣)

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