レスリング部
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【レスリング部】夢の舞台へ挑戦 

「天皇杯」令和5年度全日本レスリング選手権大会

 12月21・22日に国立代々木競技場第二体育館(東京都)で令和5年度全日本レスリング選手権大会が行われた。同志社からは飯沼・中川・安渡が出場。夢の舞台である天皇杯へ強い気持ちで挑んだ。

 大会初日の女子53㌔級に出場した中川(商2)。序盤から果敢に攻めの姿勢を見せた。開始1分が経過したころ、相手をマットに押し倒すとローリングを決め4ポイントを先取。しかし、2ピリオド開始直後から相手の激しいタックルに姿勢を崩される。テークダウンから2回のローリングで6ポイントを奪われると、その後も相手のペースにのまれ4ポイントを追加された。4-10のポイント負けを喫し悔しい結果に。

 大会2日目の男子フリースタイル92㌔級に出場した飯沼。勢いよくタックルを決めると相手をマットに抑え込み2ポイントを先取。その後も攻撃の主導権を握り、相手を場外に押しやり1ポイントを追加する。しかし、後半に進むにつれ段々と相手のペースに。開始3分が経過したころ、ローリングで6ポイントを奪われた。その後も勢いを止められず4回のローリングを決められ、3-14で敗北。

飯沼(商4)

 同志社最後の出場選手の安渡は、男子フリースタイル57㌔級に出場。優勝候補の強敵相手に臆せず挑んだ。開始1分が経過したころ、相手のタックルでマットに倒されるとローリングを決められ4ポイントを先取される。その後も反撃の糸口をつかめず、3度のローリングで追加点を奪われた。結果は0-10のTスペリオリティ負け。

安渡(理工1)

 今大会をもって今季のレスリング部は終幕した。3選手が天皇杯に出場し奮闘を見せたことは、個人のみならずチームとしてのレベルアップへ繋がるだろう。主将の飯沼は後輩たちに1部昇格の目標を託す。これから始まる新たなレスリング部の姿から目が離せない。
【文責:金井莉子、撮影:番匠麻衣、金井莉子】

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