第32回全日本学生女子ヨット選手権大会
9月21日~23日、葉山港沖(神奈川県)にて第32回全日本学生女子ヨット選手権大会が行われた。同志社からは470級から3艇、スナイプ級から2艇の合計5艇が出場。同志社は総合優勝を果たし大会2連覇の快挙を成し遂げた。470級では小菅(商4)・後藤(商3)ペアが3位、田原(社3)・白數(スポ4)ペアが5位に入賞。スナイプ級では山﨑(商3)・北東(商1)ペアが2位に入賞した。
大会1日目の朝は風が強く陸上待機が続いたが、11時ごろには全艇出艇し、11時30分に第1レースがスタート。470級では小菅・後藤ペアが3位、田原・白數ペアが5位でフィニッシュし、順調な滑り出しを見せた。スナイプ級は山崎・北東ペアが3位、それに続いて相宮(文4)・江見(法3)ペアが4位で第1レースを終える。風が落ち着いた第2レースでは470級の小菅・後藤ペアが慶應大に続き2位でゴールした。スナイプ級も山﨑・北東ペアが関大に続いて2位でフィニッシュ。風の強さをうまく攻略し、上位に食い込んだ。第3レースは470級の田原・白數ペアが追い上げを見せ3位、スナイプ級の山﨑・北東ペアが2位を守り抜きゴール。この日は3レース実施され、総合順位暫定1位で大会初日を終えた。
2日目は波の高さと強風の影響で陸上待機の末、この日のレースは行われなかった。
迎えた3日目、10時ごろに470級とスナイプ級ともにレースがスタートした。大会初日の第3レースで惜しくも順位を落としてしまった470級の小菅・後藤ペアが1位に輝いた。続いて出口・関端ペアが5位、田原・白數ペアが11位でフィニッシュ。スナイプ級では、山﨑・北東ペアが2位、相宮・江見ペアが8位でレースを終えた。
今大会は全4レースで終幕を迎えた。普段練習する琵琶湖と比べると葉山の海は波も高く、風も強い。2日目は強風でレースが実施されないというイレギュラーな出来事も起き、選手たちにとっては過酷な戦いとなった。そんな中でも、各々の力を発揮し全員でつかみ取った総合優勝。この輝かしい成績は彼女たちに大きな自信を与えた。11月に開催される団体戦での総合優勝を勝ち取るべく、努力を惜しまず挑戦し続ける。(文責・堀早槻、撮影・河場真世)