サッカー部(女子)
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【サッカー部女子】3年生コンビの活躍で白星手にした

関西学生女子サッカー春季リーグ 2部

 6月15日に同志社大学サッカーグラウンド場(京都府)で関西学生女子サッカー春季リーグ 2部 第7節が行われた。同志社は聖泉大と対戦すると、3年生コンビが躍動し5-2と勝利。前節の敗戦から立ち直り、強い同志社サッカーを展開した。

本日のスターティングメンバー

 前半は相手ボールでスタート。試合はすぐに動いた。前半3分。敵陣に攻め込みCKを獲得する。キッカーを務めた大山(経2)の右足から放たれたボールはファーサイドへ。すると、相手ディフェンスとの駆け引きを制した滋野(理工3)が頭で合わせてゴール。試合の主導権を手繰り寄せる先制点を獲得した。

 その後も好調ぶりを見せる同志社。同13分には、松本(文情4)の針の穴を通すようなパスに反応した梅田(スポ3)が相手右サイドを突破する。そのまま持ち運びGKとの一対一へ持ち運ぶと冷静にフィニッシュ。早いうちに追加点を得ることに成功した。

ドリブルで持ち運ぶ松本

 同26分には、再び松本のアシストから梅田が得点。試合を決定づける1点に「自分の得意な形に持っていくことができた」(梅田)と振り返った。前半はこのままタイムアップ。3-0と大きなリードを保ったまま試合を折り返した。

ドリブルで突破を図る梅田

 後半がキックオフ。序盤はブロックを敷く相手に対して追加点が遠い同志社。しかし、後半26分。ディフェンスの裏に抜け出した滋野が落ち着いてゴールに流し込むことに成功。この日2点目となる得点で4-0とさらにリードを広げた。

シュートを放つ滋野

 しかし、相手も反撃を仕掛けてくる。得点後すぐに1点を失うと、32分にはカウンターから失点。「もったいない失点をしてしまった」(笹生学生コーチ・経4)。2点差に詰め寄られ、選手たちの顔には動揺の表情が見られた。

 それでも同35分。1年時から活躍を続ける2人の3年生が活躍した。滋野のパスに梅田が反応すると、スピードのあるドリブルで守備陣を切り裂く。最後はゴール右隅への豪快なシュートで点差を広げた。その後は落ち着いた試合運びで時計の針を進める同志社。主審のホイッスルが鳴り響き、ここでタイムアップとなった。

 「今日も課題が出たのでそこをしっかり修正していきたい」(松本)。前半のみの出場となった松本は先を見据える。春季リーグ戦も残すところあと2節。春シーズンをいい形で締めくくるべく、次戦も勝利を目指せ。(久岡悠斗)

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