ラクロス部(女子)
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【ラクロス部女子】1点リード守り抜き、勝利を挙げた

第35回関西学生ラクロスリーグ戦

9月13日、第35回関西学生ラクロスリーグ戦第4戦が太陽が丘第二グラウンド(京都府)にて行われた。同志社は立命大と対戦。先制点を獲得するも、終盤に点差を縮められる。しかし1点のリードを守り抜き、7-6で勝利を収めた。

 ここまで1勝2敗とファイナル3決勝進出に向けて厳しい状況が続くラクロス部女子。「今日の試合は大差をつけて必ず勝つ」(伊吹・社4)と強く意気込み、試合に臨んだ。

 第1Q、3分に築田(法2)からゴール前でパスをもらった西垣(文情2)がそのままシュート。鋭いショットは見事にゴールネットを揺らし、先制点を獲得する。7分には岩口(政策3)が丁寧にフリーシュートを決めきり、2-0で第1Qを終えた。

得点を決め、笑顔を見せる岩口

 第2Q、開始3分、相手にワンを決められ、1点差に詰め寄られる。しかしその後、福岡(法3)が低めの位置からワンを仕掛け、ゴール前へと切り込みシュート。豪快なプレーで追加点を挙げ、同志社ベンチは大きな盛り上がりを見せる。そしてその2分後だった。またしても福岡が上から攻め切り、2点連続でゴールを決めた。しかしその後は相手に2点を献上し、4-3でハーフタイムを迎えた。

今試合2得点を決めた福岡

 追い上げられた点差を引き離したい第3Q。「このチームは勝たなきゃっていうよりも楽しもうってなった方が力を発揮できるチームなので、楽しもうと声をかけ合った」(伊吹)。ハーフタイムで気を引き締め直し、一丸となって勝利を目指す。開始1分、いきなりゴールを打たれ、4-4と同点に追いつかれる。しかし、ここから流れを掴んだのは同志社だった。開始3分半、白井(社4)が右サイドから走り、ゴールを決める。そして開始8分半には、岩口がフリーシュートを決め、点差を離した。終了間際に白井が左サイドから単独でシュートを放ち、さらに得点を重ねる。7-4と3点差リードで最終Qに向かった。

攻める白井

 第4Qは苦しい展開となった。序盤からゴーリーの好セーブが飛び出したが、開始5分にゴールを決められてしまう。その後チャンスは到来する。岩口、築田、羽場(生命3)とパスがつながるものの、ゴーリーのスティックに当たり、惜しくも得点とはならなかった。開始11分半、またしても追加点を重ねられ、7-6と1点差に迫られる。そして迎えた最終局面。再び相手にゴールネットを揺らされ、全員が同点を覚悟したその時、レフェリーからイエローカードが出された。相手選手が放ったショットが危険なシュートとみなされ、得点は取り消しとなった。その直後、試合終了のホイッスルが鳴り響き、7-6と接戦を制した。

輪になる選手たち

 次節に待ち受けるのは近大だ。「しっかり今回出た課題を1つでも潰した状態で、自分たちの最高のパフォーマンス出せるように準備したい」(伊吹)。関西制覇に向けて大きな一勝をもぎ取った。大差をつけて勝つという目標のためより一層結束を固めて挑む。(文責、撮影・近藤真子、奥谷陽菜、東浦彩瑛)

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