ラクロス部(女子)
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【ラクロス部女子】リーグ最終節で白星飾り、関西制覇まであと2勝

 第35回関西学生ラクロスリーグ戦

 10月11日、第35回関西学生ラクロスリーグ戦最終節が同志社大学京田辺キャンパス・アメリカンフットボール場(京都府)で行われた。同志社は京大と対戦。序盤こそ苦戦を強いられたものの、徐々にペースをつかみ最終スコア10―4で快勝。笑顔でリーグ最終戦を締めくくった。

 始まった第1Q。開始直後に先制を許すも、ゴーリー津田(政策2)の好セーブが流れを引き戻す。すると下村(スポ4)が放ったフリーシュートのこぼれ球を髙橋が押し込み同点に追いつく。さらに残り1分半、下村が右サイドから鮮やかにネットを揺らし、2―1と逆転に成功した。

ボールをキープする伊吹

 続く第2Q。開始2分、西垣(文情2)が鋭いクリアで敵陣へ切り込み、福岡が得たフリーシュートを確実に決めて追加点を奪取。攻守が噛み合い始めた同志社は、3―1で前半を折り返した。

 勝負の第3Q、同志社の勢いは止まらない。開始直後、野瀬(商1)がゴーリーの隙を突いて得点すると、羽場(生命3)が立て続けに2得点を決める。さらに岩口(政策3)が羽場からパスを受けるとランシュートを決めた。そして伊吹(社4)も豪快な一撃で得点ラッシュに続く。圧巻の5得点で8―2と突き放し、ディフェンス陣も無失点で締めることに成功した。

相手を交わす野瀬

 迎えた最終Q。序盤から福岡(法3)、和久田(社4)が果敢にクロスを振り抜き、攻めの姿勢を貫く。すると中盤、本久(法3)が力強いシュートで追加点を獲得。さらに終盤には、岩口が運んだボールを下村が確実に決め切る。2得点を献上するも、リードを守り抜き10-4で白星を飾った。

応援する選手たち

 リーグ最終節を白星で締めくくったラクロス部女子。だが、「勝てたのは良かったが課題も多い試合だった」(伊吹)と現状に満足していない。次節に待ち受けるのは今週末のファイナル3準決勝だ。「メンタルが弱いところが課題。最後は気持ちの強さがプレーに出ると思うので、全員で士気を上げていきたい」(伊吹)。関西制覇まであと2勝に迫った彼女たちは、これまでの鍛錬を遺憾無く発揮すべく、全身全霊で戦い抜く。

(文責・益野瑛真、撮影・奥谷陽菜)

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