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【弓道部】全国の壁破れず予選敗退

6月25日、全日本弓道連盟中央道場・明治神宮武道場至誠館弓道場(東京都)で第34回全国大学弓道選抜大会が行われた。同志社は予選を11中で終え、決勝ラウンド進出とならなかった。

矢をつがえる選手たち

東本が優勝を成し遂げた一方、団体戦においては決勝1回戦敗退となった関西選手権。今度こそチームとしての成績を残すべく、3週間の練習を経てこの日を迎えた。

出場メンバーは、大前から東本(スポ4)、竹内(生命4)、鈴木(法3)、三隅(商4)、宮之原(スポ3)の5人。昨秋リーグ戦で関西9位以内に食い込んだことから、出場権を獲得した。同志社は8番目で出場。全国の強豪校がひしめく中、試合は開始した。

行射する竹内

1射目は鈴木までが連続で的中させ、幸先よくスタート。その後三隅が外すも宮之原が素早くカバーし4中に留めた。しかし2射目は弐的から3連続で的を外し、窮地に追い込まれる。巻き返したい後半だったが、同じメンバーのミスが続き決勝進出は絶望的なものとなった。結果、同志社は11中で試合終了。東本、宮之原の関選個人メンバーが皆中し実力を発揮したが、またしても悔しい結果に終わった。

大前としてチームを引っ張る東本

決勝進出の足切りは13中。練習通りにいけば通用するラインだったが故に、試合での弱さが顕著ににじみ出た。「緊張感のある状態は練習で再現できているはずなので、あとは射の持って行き方と心の持って行き方に限る」(竹内)。試合形式の練習や練習試合を繰り返し行うだけでなく、それをいかに自信につなげていけるかが今後の課題だ。

「一人一人を育てていかないといけない」(東本)。団体戦で勝ち切るためには個人の力に固執するのではなく、全員の底上げが必至だ。「綺麗を目指しすぎているので、当てることを意識」(竹内)し、緊張感を楽しめるチームに。インカレ予選まであと1週間を切った。殻を破って成長した姿に注目したい。(濱田夏実)

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