アーチェリー部(女子)
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【アーチェリー部女子】団結力でつかんだ開幕4戦勝!

 4月30日、同志社大学京田辺洋弓場(京都府)で女子第58回関西学生アーチェリーリーグ戦第5戦が行われた。同志社からは、上原(スポ4)、武内(スポ4)、竹澤(スポ3)、竹中(生命3)、関根(スポ2)が出場。甲南女大に1945-1870(上位3名の合計点数)で勝利し、4連勝を果たした。

 少し緊張感がありつつもいい雰囲気の中、始まった50㍍ラウンド。前回、上原が課題としてあげていたスタートダッシュだが、1・2エンド目の合計点数は55点と高得点をたたき出し、難なく課題を克服した。その後、上原は50点以上を出し続け、50㍍ラウンドをフィニッシュ。前回を大幅に上回る記録を出し、仲間を鼓舞した。チーム全体的に安定した点数が出され、920-869で後半戦へ折り返した。

行射中の上原

 さらに加速したい30㍍ラウンド。1エンド目、全員が27点以上を出し、幸先のいいスタートを切る。トップを走る上原に続いて、関根も55点以上を維持し続けた。そして7エンド目、上原と関根が30金をたたき出す。その後、上原は8・9エンド目も連続して30金を出し、今リーグ初となる90金を達成。会場は歓声につつまれ、応援の盛り上がりも増した。そして迎えた最終エンド、上原と武内の上級生ペアが共に3射10点を射抜き、最高の形で甲南女大戦を締めくくった。武内は「なかなか30金が出せなかったけど、最終エンドでやっと出せて嬉しかった」と喜びをあらわにした。

ガッツポーズをする上原

笑顔を見せる関根

 1945-1870で甲南女大に勝利し、開幕4連勝を果たした。また、リーグ戦初となる全員が合計点数600点以上に到達し、全体での成長が見られる試合となった。 

「応援も一体となってできた試合だった」と上原は振り返った。選手、そして応援メンバーが1つとなり、試合を作り上げた結果だと言えるだろう。リーグ戦優勝に向けて、あと1戦確実に勝利をつかみとる。「次戦は通過点として、7日の優勝決定戦を目標に頑張っていきたい」(上原)。目指すところはただ一つ。リーグ戦優勝までの道のりはもうすぐだ。

(文責・西村早智、撮影・中田悠里)

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