アーチェリー部(女子)
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【アーチェリー部女子】開幕戦快勝

4月3日、同志社大学京田辺キャンパス洋弓場(京都府)で女子第57回関西学生アーチェリーリーグ戦が開幕した。出場メンバーは上原(スポ3)、中川(法2)、瀧川(スポ2)、竹中(生命2)、武内(スポ3)。神戸大と対戦し、上位3名の合計点数により1987-1676で勝利を収める。好調な滑り出しを見せた。

円陣を組む選手たち

昨年、2回戦で中止を余儀なくされた春リーグ戦。だからこそ今年にかける思いは並大抵ではなかった。試合が始まる直前、全員で円陣を組み始めた女子部員たち。「同志社1戦目絶対勝つぞ!」。熱く力強い声がアーチェリー場に響き渡った。

行射中の選手

雨が降りしきる中、始まった50㍍ラウンド。その中で一際存在感を示したのが瀧川だ。序盤から安定して高得点を取り続け、4エンド目には30金を獲得。その後9エンド目でも30金を出し、絶対王者、上原を上回る勢いを見せた。

30金を出し笑みを浮かべる瀧川

一方、なかなか序盤から実力を発揮できない選手もいた。「リーグ戦が久しぶりだったので緊張した」(武内)。緊張のあまり、3エンド目までは25点を下回る点数だった武内。しかし4エンド目に27点を獲得。「緊張がとけて切り替えられた」(武内)。素早い切り替えによって苦境を乗り切り、上回生の維持を見せた。

安堵した表情を見せる武内

952-748と同志社が大差をつけてリードし、30㍍ラウンドへ進む。

雨風共に弱まり、開始した30㍍ラウンド。応援の盛り上がりも増し、チーム全体の士気が高まった。そして迎える 1エンド目。全員が高得点を獲得し、幸先のよいスタートを切った。その後ほとんどのエンドで30金が出され、快進撃が続いた。

エイミング中の上原

「やりたいことしっかりやってこう」(白川)。女子リーダーである白川が大きく声をあげた。その直後、10エンド目で上原が60金をたたき出す。6射全てを10点に入れる。これはそう簡単なことではなかった。「なかなか60金は出ないので本当に嬉しかった」(上原)と顔をほころばせる。抜群の安定感と正確さでエースの貫禄を見せつけた。

ガッツポーズをする上原

勢いは更に増し、最終エンドでは全員が27点以上を獲得。高得点で締め括ることができた。結果(上位3名の合計)、神戸大に大差をつけ1987-1676で勝利を収めた。

「いいスタートを切れた」(白川)。開幕1戦目、強豪校としての実力を発揮できた試合であった。だが目指すは関西優勝、そしてその先にある王座優勝。勢いこのまま頂点へ突き進め。(西村早智)

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