アーチェリー部(女子)
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【アーチェリー部女子】課題見つかるもリーグ第4戦で勝利を収める

女子第59回関西学生アーチェリーリーグ戦

 4月28日、同志社大学京田辺洋弓場(京都府)で女子第59回関西学生アーチェリーリーグ戦の第4戦が行われた。出場メンバーは瀧川(スポ4)、関根(スポ3)、福岡(スポ2)、鈴木(スポ2)林(スポ1)。合計点数で京産大相手に勝利し、開幕4連勝を果たした。

狙いを定める福岡

 春季リーグ3連勝中で着実にリーグ優勝への道を歩む同志社。リーグ戦では50㍍ラウンドと30㍍ラウンドの上位3人の合計得点で競う。この日は30㍍ラウンドで京産大に欠員があり、勝利が確実と思われた中でも、選手たちはベストを出すべく試合に挑んだ。

声援を送る仲間たち

 雲ひとつない快晴の空の下、30㍍ラウンド開始の合図が鳴り響いた。林が1、2エンドで28点を記録。続く3、4エンドでは5人全員が合計点数50点越え、好調な滑り出しを見せる。一方、これまで50㍍ラウンドで常に310点以上のスコアでチームを引っ張ってきた鈴木は不調に陥る。30㍍ラウンドでは林、瀧川、関根が合計点数300点を越え、3人トータル974点で試合を折り返した。

行射を終えた瀧川

 50㍍ラウンドでは、瀧川が序盤の6射合計で57点をマーク。その後も安定した行射をみせる。前回の関大戦では満足のいく点数を取れなかった関根。 「基礎に立ち返って、意識しなくても出来るまで練習した」(関根)。先週の関大戦と比べ、30㍍ラウンドの合計点数では17点高い335点、両ラウンドのトータルでは28点上回る646点でチームに貢献した。

ガッツポーズを見せる関根

 圧倒的な強さを見せたのは林だった。10、11エンドでは6射全て真ん中を射抜く60金を叩き出す。これに加え、2エンドの合計点数で59点を3回出し、30㍍ラウンドの合計点数350点を獲得。チームトップの成績で大いにチームに貢献した。こうして同志社は、京産大に1962-1408で勝利を収めた。

30金を出し笑顔の林

 来週迎えるリーグ最終戦の相手は龍谷大。ハイレベルな戦いが繰り広げられるだろう。「絶対に自分が点数を出して、周りを助けられるように頑張りたい」(関根)。次戦は個々の一射一射の点数が勝敗の命運を握る。何としてもリーグ戦全てを白星で飾るベく、露呈した課題を修正して全員総力で立ち向かう。(岡本和香)

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