アーチェリー部(男子)
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【アーチェリー部男子】実力発揮し、リーグ開幕戦白星発進

 4月2日、同志社大学京田辺キャンパス洋弓場で男子第63回関西学生アーチェリーリーグ戦が開幕した。同志社からは、高久(商4)、𠮷田(商1)、髙井(スポ2)、鷲津(商2)、畑本(商4)、青江(スポ2)、籔田(心理3)、本庄(商4)、川嶋(スポ3)、大西(商4)の10名が出場(うち川嶋・大西はメンバーチェンジ)。龍谷大に3310-2986(上位5名合計)で勝利し、開幕戦から圧倒的な強さをみせつけた。

行射をする出場メンバー

  昨年、わずか5点差で優勝決定戦出場を逃したリーグ戦。今年は必ず勝ち進みたい第5戦の対近代戦を見据え、「毎回点数を出して、全力120%で臨んでいこう」と意気込み、開幕戦を迎えた。

狙いを定める川嶋

 緊張感が漂う中、50㍍ラウンドから試合が始まった。応援メンバーの大きな声援を受け、1射1射丁寧に行射を行う。1エンド目から8名中6名が50点以上を出す幸先の良いスタートを切った。その後も高得点を出し、龍谷大を大きく引き離す。しかし、5エンド目まで不調が続いた青江が調子を取り戻せず、6エンド目後半から川嶋にメンバーチェンジ。「周りを盛り上げるために点数は気にせず声だけしっかり出していこうと思った」(川嶋)。人一倍大きな声でメンバーを鼓舞しながら出場メンバーとしてシューティングラインに立った。

(左から)点数をコールする鷲津・畑本・本庄

 𠮷田、本庄、畑本は50㍍ラウンドの6エンドすべてを50点以上に抑え、チームに大きく貢献。各エンド、8名の平均点数も毎エンド50点を超え、安定感を光らせた。1606-1380と大きくリードし、順調に後半戦へと移った。

応援メンバーとグータッチをする本庄
行射をする畑本

 後半の30㍍ラウンドでは、メンバーチェンジで代わりに入った川嶋が1エンド目から30金を達成。2エンド目にも髙井が30金、畑本が60金を出す好発進となった。その後も多数のメンバーが続々と30金を叩き出し、5名が毎エンドで55点以上を記録。メンバー全員が圧巻の行射を披露した。

ガッツポーズをする𠮷田

 各々が高いポテンシャルを発揮し、試合終了。3310-2986(上位5名合計)の大差で初戦を勝利で飾った。出場選手の中でも1年生ながらメンバー入りを果たした𠮷田は50㍍、30㍍ラウンドのすべてで50点以上を記録し、部内順位1位。全体の個人結果でも近大に続いて3位と期待の新星として存在感を示した。「第2戦はまず今日よりも高い点数を出すことを最低限目標としてまた1週間しっかり準備していきたい」(高久)。リーグ戦全勝に向けて着実に前進し始めたアーチェリー部男子。最後の1射まで諦めず、勝利を射抜く彼らに注目だ。(俣野百香)

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