アーチェリー部(男子)
アーチェリー部(男子)
HEADLINE

【アーチェリー男子】準優勝で春季リーグ閉幕

男子第65回関西学生アーチェリーリーグ戦 優勝決定戦

 5月5日、同志社大学京田辺キャンパス洋弓場(京都府)にて第24回優勝決定戦が行われた。出場メンバーは鷲津(商4)、瀧川(スポ4)、吉田悠(商3)、三宅(生命3)、木下(スポ2)、富岡(スポ2)、茶畑(スポ1)、武内(商1)。春季リーグの王者の座を懸け、強豪・近畿大学との一騎打ちに挑んだ。「近大に対して食らいついていきたい」(鷲津)。しかし、その決意実らず3162-3274で近大に敗北した。

的を狙う木下

 序盤から緊迫感あふれる熱戦が繰り広げられた。第1エンド、木下が30金をたたき出し、吉田も29点と好スタート。「去年は1エンド目で30点差がついて流れを失ったので、序盤から点数を出すことを意識した」(鷲津)。第2エンドでは、1年生の武内が58点を記録し、また、第5エンドでは30金をマークするなど安定感ある行射を披露。前半戦では全体2位の326点で試合を折り返した。

エイミング中の武内

また、吉田も終盤にかけてギアを上げ、トータル2回の30金を含め好成績でチームを鼓舞。「射型のポイントを意識したまま打つことができた」(吉田)。先日、2025年世界ユース選手権大会最終選考会でU21男子代表に選ばれた吉田。最終スコアはチームトップの648点で大きくチームに貢献した。

しかし、近大の壁は厚かった。上位選手は前後半ともに330点を超える成績で常勝軍団の実力を見せつけた。同志社は今年も3162-3274で敗れ、春季リーグ戦は準優勝で幕を閉じた。

矢を放つ鷲津

「相手の波に飲まれず平常心で打ち切れた」(木下)と一定の手応えを見せつつも悔しさを滲ませた。また、1年生の武内と茶畑も存在感を放つ活躍を見せた。男女ともに惜しくも優勝には届かなかった同志社だが、選手たちはすでに次の舞台を見据えている。「悩みや不安を解消した上で、ベストパフォーマンスを発揮したい」(鷲津)。昨年の王座では予選2位からのスタートながら、最終結果はベスト8という悔しさが残った。今年こそ悲願達成へ。さらなる高みを目指し、残り1ヶ月鍛錬を重ねる。(岡本和香)

ページ上部へ