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【ラグビー部】果敢に挑むも、天理大に苦戦

9月23日、天理大学白川グラウンド(奈良県)で2023関西大学ジュニアリーグ第1節が行われた。天理大と対戦した同志社は、得点を思うように得点できず12-45で敗北を喫した。

同志社のキックオフから前半がスタート。開始からわずか1分でラインアウトからモールに展開した。天理陣内のゴールライン際でにらみ合いが続くもボールが相手に移る。しかし、その後久保(政策4)が鋭いタックルを成功させノックオンを誘発。ハーフラインで再び激しい駆け引きが続いた。得点が始めに動いたのは前半11分。選手間の隙間をぬった天理大の独走トライで先制点を奪われてしまった。(0ー7)
両校共にトライラインまで攻め込むチャンスはあるものの大きく試合は動くことなく前半20分。ゴールラインを超え、こぼれた球に駆け寄る場面が見られるも、これはトライには認められなかった。だがその直後、同志社はラインアウトの流れでモールを展開。そのまま久保がトライを決め5ー7とした。
前半28分、さらに得点を奪い流れをつくりたいところだったが、トライ数を追いつかれた天理大の猛攻は続いた。ラインアウトから大きく左に攻め込む天理大に数的有利を突かれ、失点。(5ー14)。「相手選手を僕たちが1人で倒しきれなくて、2枚3枚使ってどんどん相手が数的有利になった」(木村・政策3)。続く前半30分にも、キックオフのボールを10㍍サークルオフサイドで逃し、天理大ボールとなった。その後、瞬く間に追加失点を許してしまい5ー19。再開後、試合の激しさを増すものの同志社は得点を上げることなかった。さらには相手にディフェンスラインの突破を許し、さらに失点。5ー26で前半終了を迎えた。

劣勢が続いた同志社にとって負けることのできない後半だった。同5分ではキックを使い、ゴールライン付近まで前進した。しかし、ノットリリース・ザボールで相手にボールが渡ってしまう。攻防戦が続く中、後半17分に隙を突かれる形でさらに失点を許してしまい5- ー33。さらに後半19分、点数は動く。天理大はパスをつないだ連係プレーで同志社のディフェンスラインを崩した。そのままトライまで持ち込まれて5ー38とされた。
連続失点が続いても選手たちは諦めない。同志社の猛攻は止まることなく、ボールが奪われても果敢なタックルでノックオンを誘った。しかし、試合が大きく動かないまま後半27分にも独走トライでまたもや連続失点となった(5ー45)。
後半32分、またもや自陣に攻め込まれが、同志社の粘り強いディフェンスで守り切り、失点を防ぐ。両チーム一歩も譲らない戦いが続き後半38分、最後の得点チャンスとなった。ラスト1分を切った中で、チップキックが上がる。ボールを拾った野村(スポ3)は松尾(ILA4)にパスをつないだ。さらに瀧川(法1)がボールを受け取り、最後は桃田(商2)がトライ(12ー45)。そのまま試合終了となった。

キャプテンの野口は試合を終え(経4)「攻め続けるってところがやりきれなかったと思ので、そこは次につながる課題の部分だと思います」と次戦への課題点を語った。まだ始まったばかりのジュニアリーグ。気持ちを切り替え、力強い攻撃を武器に勝利をつかみ取れ。

(文責・倉田蓮大)※HPの不具合により、写真の掲載を一時取りやめております。

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