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【バレーボール部男子】天理大に敗北するもBブロック2位で上位リーグ戦進出

2023年度関西大学バレーボール連盟男子1部 秋季リーグ戦

 9月24日、近畿大学記念会館(大阪府)で2023年度関西大学バレーボール連盟男子1部 秋季リーグ第5戦が行われた。同志社は天理大相手にセットカウント0-3で敗北を喫した。

 天理大は、今回のリーグ戦で対戦相手に1セットも取られずに4連勝中だ。今試合で勝利し上位リーグ戦で勢いづけようと試合に挑んだ。

 迎えた第1セットは中井(心理3)、仲佐(経4)が活躍を見せる。序盤から果敢に攻めるも徐々に点差が開いていく(13-17)。同志社がタイムアウトを2度取ったあと、2点差まで縮まった。その後この流れを掴むべく甲斐(商4)、小池(法2)がコートに入り奮闘するも21-25でこのセットを落とした。

小池

 続く第2セット、リベロの北川(理工4)が相手の強烈なスパイクをあげるスーパーレシーブを見せ、味方の攻撃に繋げる。14-13の場面でチームを救ったのは仲佐。コート中央の空いた位置にボールをねじ込みさらに相手を引き離す。森川(商2)のフェイントが決まり先に20点台に乗せたのは同志社。しかし、ここから天理大の猛攻が始まる。相手のライトから打たれる鋭い球を返すことができない。2段トスから確実に打ち切る強さを見せられ22-25で第2セットを連取された。

森川

 あとがない第3セット、「途中交代だったんですけどチームの雰囲気を変えられたらいいなと思って全力でやった」(小池)。その言葉通り序盤から3連続得点をするなど小池が躍動。さらに伊藤湧(心理1)と中井の洛南コンビが大事な場面で得点し味方を支える。そして、今試合初めて天理大から先にタイムアウトを取らせた。しかし、終盤は取って取られてのシーソーゲームが続く。ここでエースの宮坂(心理4)にトスを集め確実にポイントをとるもサーブでプレッシャーを与えられず29-31で第3セットを落とし天理大相手に0-3で敗北を喫した。

伊藤湧

 「相手に通用する部分もあったけどサーブを攻めきれなかったり攻めたけどミスが多かったりした」と主将の宮坂は試合を振り返る。全5試合の結果から同志社はBブロック2位で上位リーグ戦に進出することが決定した。来週から始まる上位リーグ戦では関西の強豪が集う。次戦宿敵立命大を撃破し関西制覇に向けて弾みをつけろ。【文責・渡邉柚果、撮影・平沼栞】

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