5月6日、皇子が丘公園体育館(滋賀県)において令和5年度関西学生バドミントン春季リーグ戦大会が行われた。同志社は京産大と対戦し、3-2で勝利を飾った。リーグ戦４連勝で次戦強豪龍谷大との一戦に乗り込む。

まず始めにコートに立ったのは梅田(スポ2)。取って取られるシーソーゲームを繰り広げるも、意地を見せインターバル先取。しかし、中盤から自身のミスが目立ち、徐々にリードを広げられる。思うようにシャトルを運べずファーストセットを18-21で落とす。切り替えたいセカンドゲーム、序盤からコートを大きく使ったプレーを展開し、相手のミスを誘う。相手を翻弄(ほんろう)する緩急ある攻撃でリードを保ったままセカンドゲームを21-16で奪取。負けられない戦いとなった最終ゲーム。クロスに放たれるスマッシュに苦しむ。必死に食らいつき、シャトルを追うも、序盤の点差を埋められず18-21で敗北を喫した。

次に尾形(スポ1)が登場。序盤から相手の流れを崩せず大きくリードを許す。しかし、負けじと丁寧なレシーブで相手のミスを誘い出し点差を縮める。なんとかデュースまで持ち込み、熱い攻防戦を展開。しかし、激闘の末、一歩及ばず23-25で第1ゲームを奪われた。巻き返しを図りたい第2ゲーム、スピード感あふれる攻撃で試合の主導権を渡さない。序盤から優位な試合展開を繰り広げ、インターバルを先取。しかし徐々に点差を縮められ、リードを守りきれず逆転される。最後まで諦めない姿を見せ、デュースまで持ち込むも20-22で惜敗。

白星を飾りたい同志社。第1ダブルスには東(商2)・田中(スポ1)が果敢に挑んだ。ファーストゲーム、圧倒的な力を見せつけ相手を寄せ付けない。安定感のあるレシーブと、緩急自在な攻撃で終始リードを保ったまま21-7でファーストゲームを奪取。続くセカンドゲーム、レシーブでミスが続き互角の戦いを強いられる。それでも攻めの姿勢を見せ、執拗なスマッシュでポイントを奪う。最後は息のあった連携で21-17で勝利を飾った。

勢いに乗りたい第2ダブルス、藤本(スポ4)・播摩(商3)ペアが登場。序盤、拮抗した展開を見せるも、鋭いスマッシュでインターバルを境に点差をつける。相手に付け入る隙を与えず21-14で第1ゲームをものにする。勢いのまま第2ゲームに臨んだ。相手も粘り強いレシーブでポイントを重ね、互角の戦いを繰り広げる。それでもしぶとくスマッシュを打ち続ける攻めの姿勢を見せ、21-18で勝ち逃げ。2-2まで持ち込んだ。

チームの命運がかかった第3シングルス。最後はチーム最年長の藤本がコートに立った。サイドラインギリギリに打ち込むスマッシュやドロップショットで点数を重ねる。５点差をつけインターバルを先取。勢いのまま21-11でファーストゲームを取った。続くセカンドゲーム、相手のコートを広く使った攻撃に苦戦。互角の戦いを繰り広げる。シーソーゲームを展開し、惜しくも17-21で敗北を喫した。絶対に負けられない最終ゲーム。意地を見せ、力強いスマッシュで相手を突き放す。脅威の11-2でインターバルを折り返し、勢いのまま21-5で勝利。同志社は今季４連勝を飾った。

次戦はリーグ優勝をかけた大一番の龍谷大との一戦だ。秋季リーグの雪辱を果たすべくチーム一丸となって勝利をつかみにいく。白熱した試合に注目が集まる。（文責・待鳥桜子、写真・小野里紗）

【試合結果】
梅田(スポ2)★1(18-21、21-16、18-21)2 京産大

尾形(スポ1)★0(23-25、20-22)2 京産大
東(商2)、田中(スポ1)☆2(21-7、21-17)0 京産大

播摩(商3)、藤本(スポ4)☆2(21-14、21-18)0 京産大
藤本(スポ4)☆2(21-11、17-21、21-5)1 京産大

計 同志社大学 3-2 京都産業大学