バドミントン部
HEADLINE

【バドミントン部女子】連勝は3でストップ

 2023年度関西学生バドミントン秋季リーグ戦大会

 9月14日、和歌山県立橋本体育館において2023年度関西学生バドミントン秋季リーグ戦大会が行われた。4連勝を狙う同志社は関学大と対戦し、惜しくも2-3で黒星。強豪関学大にチーム一丸となって挑んだが、開幕4連勝とはならなかった。

ネット際のシャトルを拾う梅田(スポ2)

 重要な第1シングルスに出場したのは梅田。第1セットは序盤から関学大に主導権を握られると、その後もペースをつかむことができず6-21で大敗を喫す。しかし第2セット、梅田が反撃を見せる。持ち前の攻撃的なショットと安定感のあるラリーで中盤には5連ポイントを奪取。21-15で終え、決着はファイナルセットに持ち越された。

 ファイナルセットも序盤から一進一退の攻防が続く。10-11でインターバルを折り返すと、両選手の気持ちがぶつかり合うこととなった。だが、デュースに突入すると梅田の隙をつくショットで得点を奪われ、21-23で惜敗。同志社へ流れを引き寄せることはできなかった。

粘る黒石(文情1)

 リードを許して迎えた第2シングルス。昨日と同様、コートには黒石が姿を表した。先に自ら流れを作りたいところだが、インターバル明けに点差を6まで広げられ、苦戦を強いられる。なんとか反撃の一手を仕掛けたいが、17-21で黒星スタートとなった。続く第2セットも終始息を吹き返すことができず、13-21で敗北。0-2とあとがない状況下に追い詰められた。

サーブを放つ左・播摩(商3)、構える右・藤本(スポ4)

 1つも落とせない窮地に立たされた同志社。ここで第1ダブルスに播摩・藤本ペアが登場し、第1セットから圧倒した。序盤から抜群のコンビネーションを武器にポイントを量産。取られたポイントはわずかに7と、スピード感あふれる試合を展開し、21-7で勝利を収めた。しかし続く第2セットは6-11と序盤に点差を広げられる。それでも、播摩のスマッシュと藤本の前衛での動きですぐさま逆転。中盤に主導権を奪い返し、21-15でストレート勝ちを飾った。

吠える左・田中(スポ1)、右・東(商2)

 望みをつないだ同志社は、第2ダブルスに東・田中を投入。第1セットは難なく勝利をつかむも、第2セットは両者譲らぬ攻防を繰り広げる。だが、均衡を破ったのは関学大だった。巧みな連係でポイントを奪われ、惜しくも19-21で敗れた。最終セットもペースを取り戻すことができず大敗。この瞬間、同志社の敗北が確定した。

シャトルを拾う藤本

 迎えた第3シングル。明日に流れをもたらすべく、藤本が関学大に挑んだ。第1セットは終始シーソーゲームが続くも21-18で接戦を制し、幸先の良いスタートを切った。しかし、第2セットは形成が逆転。終盤に驚異の6連続ポイントを獲得するもあと1点が遠かった。20-18と大手をかけるも、4連続ポイントを献上。試合が振り出しに戻った。連戦となった藤本は疲れを見せるもファイナルセットに全てを懸ける。中盤に安定感のあるショットガ立て続けに決まり、相手を突き放すと勢いそのままに快勝。21-12で勝利をもたらし、明日へつなげた。

今試合の敗戦により、リーグ優勝が遠ざかった。それでも、明日に激突する宿敵龍谷大から勝ち星を奪い、これまでの悔しさをぶつけろ。(文責・山田和輝、撮影・西川有人)

【試合結果】
梅田(スポ2)★ 1(7-21、21-15、21-23)2 関学大
黒石(文情1)★0(17-21、13-21)2 関学大
藤本(スポ4)、播摩(商3) ☆2(21-7、21-15)0関学大
東(商2)、田中(スポ1)★ 1(21-14、19-21、11-21)2関学大
藤本(スポ4) ☆2(21-18、20-22、21-12)1 関学大

計 同志社大学 2-3 関西学院大学

ページ上部へ