弓道部
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【弓道部】男女で明暗分かれたリーグ開幕戦

令和5年度女子リーグ戦第1戦

9月10日、大阪産業大学弓道場(大阪府)で令和5年度男子リーグ戦第1戦、同志社大学京田辺キャンパス弓道場(京都府)で令和5年度女子リーグ戦第1戦が行われた。男子部は大産大に98-85で勝利し初戦を白星で飾ったが、女子部は大経大に50-69で敗れ黒星発進となった。

インカレの団体戦では無念の予選敗退となった女子部。今年度から1部リーグでの出場となり厳しい戦いが予想されるが、リーグ優勝を目指し悔しさをバネに練習に励んできた。
出場メンバーは、大前から西澤(経4)川口(商2)、松田(文4)、齋藤(文3)の4人。1人20射行い、4人合計80射の的中数を競う。

行射する西澤

今年度は久しぶりの対面での開催となった。
1立目、先に立ちを終えた大経大が15中を出し緊張感が高まる状態で始まる。落ちの齋藤が皆中し、西澤・川口も3中。日頃の練習の成果を発揮した。しかし、2立目はエースの齋藤が羽分けで終わり、他のメンバーの的中も伸びず合計10中となる。3立目では、調子を落としたメンバーもいたが、1・2立目で調子が悪かったメンバーが調子を上げてカバー。4・5立目、齋藤はどちらも的中を出したが、他のメンバーが抜いてしまい最後まで大経大を捉えることはできなかった。

次戦は2週間後に行われる対関大戦。「良くも悪くも2週間空くので、今日の的中からもちろん落とさないように、これ以上の的中を出せるように練習を頑張りたいです」(齋藤)。白星を上げるべく、鍛錬を積む。

一方、1部昇格を目指して今リーグに挑む男子部。「一戦一戦を勝ちきって、必ず1部にあがりたい」(宮之原)と意気込んで臨んだ。
試合は1人4射を5立行い、計160射の的中数を競った。出場メンバーは前立に鞆津(文情3)、川瀬(理工1)、福田(政策3)、鈴木丈(法4)。後立に鈴木友(理工1)、北畠(経2)、内田(理工1)、宮ノ原(スポ4)。三立目からは北畠に代わって三谷(文3)が入った。

射位に入る前の集合

前立は1本目を全員が的中させる好調ぶり。4射を終え、川瀬、鈴木丈が皆中。大産大6中に対し同志社は11中とした。
後立は出だしに伸び悩み、計6中。相手を4本下回る結果となった。全体では同志社17中、大産大16中と、油断できない試合展開が予想された。
しかし、徐々に調子をつかんだ同志社。2、3立目にはそれぞれ相手に4中差、5中差をつけてリード。集中力を保ち、大産大を抑え込んだ。
結果は98-85とし、同志社が13中上回って開幕戦白星を飾った。特に宮之原、鈴木丈は20射中17中の好記録を残し、4回生としてチームを勝利へ導いた。

主将の宮之原は「この的中数(98中)ではこの先の戦いで必ず勝てるとは言い難い」と厳しく振り返った。鈴木丈も同様に「こんなもんじゃない」と反省点の多さを指摘。勝利を手にしたものの、彼らが目指すのは120中。課題となった点の改善を誓い、次戦に向ける熱い闘志を露わにした。
(撮影、文責・番匠麻衣、城山歩美)

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