令和5年度関西六大学準硬式野球連盟秋季リーグ

　9月14日に大阪シティ信用金庫スタジアムで、関西六大学準硬式野球連盟秋季リーグ第1節1回戦が行われた。同志社は阪大と対戦し、9-2で勝利。7回コールド勝ちで初戦を飾った。

　先発マウンドに上がったのは、春季リーグ戦はけがの影響で途中離脱を強いられた北口(経3)。悔しさを胸に秋季リーグに臨んだ。「春は望月頼りにしてしまった。秋は2人のピッチャーで勝つ形にしたい」(北口)。なかなか調子が上がらない中でも5回まで無失点の投球を見せた。しかし、6回に連続安打を浴び2点を失い、ここで降板。代わって中川(スポ3)がマウンドに上がると、無死満塁のピンチにも動じず無失点で切り抜けた。中川は7回も安定した投球を見せ、阪大打線を打ち取った。

　一方の打線は、序盤から得点圏に走者を進めるも、得点につなげられない状況が続いた。流れを作ったのは3回の安藤(スポ2)の中適時二塁打。「ストレート勝負を打ち損じることなく真芯で捉えられたので打球が伸びてくれた」(安藤)。３番起用の期待に応えるバッティングで待望の先制点を獲得した。

　続く4回の攻撃も、上位打線に3連打が飛び出しさらに4点を追加。相手を突き放すと、以降の回も打線がつながり得点を重ね7回コールド勝ちを収めた。

　「結果的には大差になったが、今日の試合は気が一切抜けない試合だった。緊張感がある中で勝ち切れたのが1番大きい」と中谷(経3)は開幕戦を振り返った。秋季リーグ優勝に向けて中谷組は走り出す。(文責:金井莉子、撮影:丸山潤一郎)