バドミントン部
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【バドミントン部女子】秋季リーグ最終戦は龍谷大と激突

2023年度関西学生バドミントン秋季リーグ戦大会

 9月15日、和歌山県立橋本体育館において2023年度関西学生バドミントン秋季リーグ戦大会が行われた。秋季リーグ最終戦となった今試合の相手は強豪龍谷大。0ー5で大敗を喫した。

スマッシュを決めた黒石(文情1)

 第1シングルスに出場したのは1年生の黒石。第1セットは相手に流れを掌握され、得点のチャンスを生かせない場面もあった。しかし第2セットからは要所でスマッシュを決め、11ー7でインターバルを迎える。前に出る攻めの姿勢を貫くも、徐々に点差を縮められ、勝負の決着はデュースまでもつれ込んだ。コート内に緊張感が張り詰める中、必死でシャトルに喰らいつく黒石だったが、22ー24で敗北。悔しさのあまり、目には涙を浮かべた。

サーブする梅田(スポ2)

 なんとしてでも1勝を挙げ、チームに勢いを与えたい第2シングルス。コートに姿を現したのは梅田だ。第1セットは序盤から点差を広げ、試合を優位に進めた。しかしインターバル後、相手に怒涛(どとう)の連続得点を許し、18ー21で逆転負けを喫した。これをきっかけに、相手の勢いは急加速。第2セットは健闘虚しく15ー21で敗れた。

構える左・藤本(スポ4)、右・播摩(商3)

 続く第1ダブルスには、頼れる播摩・藤本ペアが出場した。第1セットから両者一歩も譲らぬ攻防を繰り広げる。しかし、相手の点数がわずかに上回り、このセットを落とした。続く第2セット。第1セット同様、苦しい展開が続き思うように得点を重ねることができない。一時7点差が開きピンチに陥るも、起死回生の5連続ポイントを決めて巻き返した。しかし、龍谷大の壁は高かった。18ー21で敗れ、白星を挙げることはできなかった。

スマッシュする左・東(商2)、構える右・田中(スポ1)

 第2ダブルスを任されたのは東・田中ペア。第1セットは大きくリードを広げたが、要所で得点することができず逆転負けを喫した。続く第2セットでも終始相手のペースで試合が進み、12ー21で敗北。不甲斐ない結果に唇を噛んだ。

シャトルを追いかける藤本

 龍谷大に1勝も挙げれていない中、第3シングルスを任されたのは藤本。第1セットは序盤からシーソーゲームを展開し互角の戦いを見せた。しかし17ー13の場面に6連続ポイントを奪われ逆転を許すと、このセットを18ー21で落とした。続く第2セットは藤本に疲れが見え始め、相手のコースを攻めた打球を拾うことができない。5ー11で試合を折り返すと、その後も反撃の糸口をつかむことができず11ー21で敗れた。

 全勝優勝を目標に駆け抜けた秋季リーグ戦。しかし、関学大に続き龍谷大に敗北を喫し、目標には届かなかった。準優勝を飾ったものの、選手たちはその先を見据えている。今リーグ戦で抱いた悔しさをバネに、さらなる高みを目指し続ける。(小野理紗)

【試合結果】

黒石(文情1)★0(9-21、22-24)2龍谷大

梅田(スポ2)★0(18-21、15-21)2龍谷大

藤本(スポ4)、播摩(商3)★0(17-21、18-21)2龍谷大

東(商2)、田中(スポ1) ★0(19-21、12-21)2龍谷大

藤本(スポ4)★0(18-21、11-21)2龍谷大

計 同志社大学 0-5 龍谷大学

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