令和6年度第64回西日本バドミントン選手権大会
8月30日、岡山市総合文化体育館で行われた第64回バドミントン選手権大会の団体戦。前日に2回戦と3回戦を突破した同志社は準々決勝に九州国際大と、準決勝に立命大と対戦。どちらも勝利を飾り、今日行われる決勝戦に駒を進めた。
準々決勝の九州国際大戦では、ストレート勝ちを収めた同志社。勢いに乗った状態で対する準決勝の相手は、春リーグで敗北した立命大。迎えた第1シングルス。チームに勢いをもたらすべくコートに登場したのは、主将の梅田(スポ3)。リーグ戦ではケガで出場がなかった悔しさを晴らすべく気合十分で試合に臨んだ。梅田は堅実なプレースタイルで試合を展開。幸先よく第1セットを先取するも、続く第2セットを落としてしまう。最終セットは勝敗の予想がつかないシーソーゲームになった。しかし、最後は踏ん張り21-19で勝利した。
主将の頑張りに応えたい第2シングルスには、尾形が出場。「1試合目のいい流れからこの試合でもいい流れで試合をすることができた」と語った尾形は終始、試合の流れを掴みながら試合を進める。ここぞという大事な場面でポイントを取ることに幾度か成功し、勢いそのままストレート勝ちを収めた。
決勝進出に王手を懸けた同志社は第1ダブルスに播摩・東ペアが登場。今春に関西王者に輝いた2人が試合を有利に進めるかと思われたが、相手の出足の早い攻撃に苦戦。自分たちの攻撃に持っていくことができず、第1セットを奪われると、第2セットもそのまま相手に与えてしまい敗北を喫した。
勝負を決めたい同志社は第2ダブルスに梅田・田中ペアがコートに向かった。第1セットは序盤から拮抗した(きっこう)した展開に。後半になってくると、左右に振られ足が止まってしまうとそのままポイントを失ってしまう。第1セットを落とすと、流れを呼び込むことができず、第2セットも相手に取られ、黒星を献上した。
勝負を託されたのは、東。第1セットこそデュースで競り負けてしまうも、第2セットは疲労の色を感じさせないプレーで制した。迎えた第3セットは、積極的な姿勢を貫き、11-1と大量リードでインターバルを折り返す。しかし、連戦の疲れを相手に付け込まれ、ポイントを詰められると最終盤で20-20と同点にされてしまう。最後は連続ポイントで相手を振り切り、勝利した。
今日の決勝の相手は龍谷大。チーム一丸となって勝利を目指し、西日本の頂を目指す。(久岡悠斗)
【試合結果】
梅田(スポ3)☆2(21-16、18-21、21-19)1立命大
尾形(スポ2)☆2(21-10、21-12)0立命大
播摩(商4) 、東(商3)★0(19-21、13-21)2立命大
梅田(スポ3)、田中(スポ2)★0(17-21、17-21)2立命大
東(商3)☆2(21-23、21-19、22-20)1立命大
計 同志社大学3-2立命館大学