令和6年度関西学生バドミントン秋季リーグ戦大会
9月10日、和歌山ビッグウェーブで令和6年度関西学生バドミントン秋季リーグ戦大会が行われた。大会2日目の相手は甲南大。健闘するも力及ばず1-4で敗北した。
第1シングルスに登場したのは山本。ネット前に落ちるショットに対応できず第1セットを奪われる。両者譲らず、長いラリーが続いた第2セット。一進一退の攻防が繰り広げられる。相手にマッチポイントを取られるも3連続でポイントを取り返し、22-20でこのセットをものにした。勝負が決まる第3セットでは始めに5連続で得点を決められ、流れを渡す。一度は追いつくものの力尽き、15-21で敗北を喫した。
第2シングルスは小畑。第1セットではコートの後ろのラインを狙ったショットが冴え渡り、11-7で折り返す。しかし、相手に連続得点を許す機会が増え、15-21でこのセットを落とした。第2セットは相手の意表をつくショットでシャトルをうまく拾えない。その後は主導権を相手に握られ、15-21で敗北した。
負ければ敗北が決まる第1ダブルス。熊木・山本ペアのルーキーコンビが出場した。相手の隙をついたスマッシュに押し込まれ、14-21で第1セットを奪われる。第2セットは前のセットと打って変わり、リードする展開となる。しかし、低く返ってくるシャトルに対応できず、徐々に点差を詰められて21-19で惜敗。「勝負所の強さを磨かないといけないと思った」(熊木)と振り返った。
続く第2ダブルスは河村・小關ペア。早いテンポで試合が進む。相手の足元に落ちるスマッシュや、ドロップでポイントを量産。21-14で第1セットを奪った。迎えた第2セット。シャトルがネットにかかることが増え、相手リードで試合が進む。9-21でこのセットを奪われると、最終ゲームでも互いに得点をを取り合う展開となるも、力尽き17-21で逆転負けを喫した。
勝利を挙げて意地を見せるべく最後の第3シングルスには熊木がコートに立った。四隅に打ち分けててゲームを組み立てていく。厳しいところに来た球も積極的に飛び込み勝利への執念を見せた。粘り強いプレーで21-15で第1セットを先取することに成功。この日初めての勝利をかけ、続く第2セットでは「チャレンジ精神で落ち着いてプレーできた」(熊木)と21-18でストレート勝ちを収めた。
最後に一勝をあげたものの、1-4で力負けした甲南大戦。今日の大体大戦を落とすと1部残留が危うくなる。2部降格を避けたい同志社は今日もチーム一丸となって勝利を目指せ。(文責・若松晏衣、撮影・久岡悠斗)
【試合結果】
山本(政策1)★1(16-21、22-20、15-21)2 甲南大
小畑(理工2)★0(15-21、15-21)2 甲南大
熊木(商1)、山本(政策1)★0(14-21、19-21)2甲南大
河村(商2)、小關(文情2)★1(21-14、9-21、17-21)2 甲南大
熊木(商1)☆2(21-15、21-18)0甲南大
計 同志社大学 1-4 甲南大学