バドミントン部
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【バドミントン部男子】大体大に待望の白星掴む

令和6年度関西学生バドミントン秋季リーグ戦大会

 9月12日、和歌山県立橋本体育館で令和6年度関西学生バドミントン秋季リーグ戦大会が行われた。大会3日目の相手は大体大。応援メンバーを含むチーム全員で勝利を目指し、5-0の完全勝利で待望の白星を掴んだ。

シャトルを打ち返す山本

 波に乗りたい第1シングルスを任されたのは、西日本ベスト4の称号を持つ山本(政策1)。第1ゲームから一進一退のせめぎ合いが続く。10-11でインターバルを迎えると、失点からペースを掴まれリードを献上。しかし、ここから相手コートに突き刺さる山本のスマッシュに拍車がかかり、戦況を覆す。勢いそのまま相手を突き放し、21-17で逆転勝利。続く第2ゲームも、両者ミスが目立つもネット際の攻防に競り勝った山本に軍配が上がり21-18でストレート勝ちを収めた。

得点後の熊木

 続く第2シングルスには熊木(商1)が登場。第1ゲーム序盤から抜群のコントロールで試合の主導権を握る。最大7点のリードを奪うと、21-14で難なくこのゲームを先取。しかし第2ゲームは、精彩を欠くミスショットが続き13-21で敗北を喫す。何としても、ものにしたい第3ゲーム。相手の不意を突くサービスエースなどでリードを広げると、11-5と大量リードでインターバルを迎える。一時は差を縮められるも、力強いスマッシュで相手の追随を許さず21-17で勝利。同志社の勝利に王手をかけた。

(左から)小關、河村

 勝利を決定付けたい第1ダブルスにエントリーしたのは、河村(商2)・小關(文情2)の2回生ペア。息のあった連携で試合を優位に進めると、相手を寄せつけず21-13で第1ゲームをものにした。続く第2ゲームも終始試合を支配する河村・小關ペア。中でも河村のショットコントロールは一際目立った。鋭利の効いたスマッシュと、ネット際を襲うドロップショットを巧みに使い分け相手を翻弄(ほんろう)。21-15で第2ゲームを勝ち取り、チームの勝利を確定させた。

(左から)山本、熊木

 勝利し、リーグ戦4日目に繋げたい第2ダブルスを担ったのは山本・熊木ペア。本日2試合目の登板となった2人だが、疲労を感じさせない攻撃的なスタイルでリードを広げ第1ゲームを21-14で奪い取る。しかし第2ゲームは、連携が噛み合わずプレーを乱し連続失点。15-21でこのゲームを落とした。「お前らならできる」(吉村)と主将からの厚い信頼を胸に挑んだ第3ゲーム。応援メンバーの声援も後押しし、2人は再び調子を取り戻す。持てる力を全て出し切り、21-19で熱戦を制した。

ガッツポーズを取る吉田

 全勝で飾りたい第3シングルスには吉田(文情2)が出場。持ち前の粘り強いプレーで相手を突き放し、21-10で第1ゲームを先取した。続く第2ゲームも多彩にショットを使い分け、ゲームの流れを掌握。途中、逆転を許すも最後は競り勝ち21-19で白星を飾った。

セットカウント5-0と完全勝利を収めた吉村組。特に2試合に出場し死戦を打ち勝った1年生2人の経験値は計り知れない。「エースとしてチームを引っ張っていきたい」(山本)と気合は十分だ。今日の試合で得た経験と反省を活かし、次戦でも勝利を掴み取れ。(西川有人)

【試合結果】

山本(政策1)☆2(21-17、21-18)0大体大

熊木(商1)☆2(21-14、13-21、21-17)1大体大

河村(商2)、小關(文情2)☆2(21-13、21-15)0大体大

山本(政策1)、熊木(商1)☆2(21-14、15-21、21-19)1大体大

吉田(文情2)☆2(21-10、21-19)0大体大

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