アメリカンフットボール部
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【アメリカンフットボール部】秋季リーグ初戦で好発進切った

2024関西学生アメリカンフットボールリーグDiv.2

 9月7日にMKタクシーフィールドエキスポ(大阪府)で2024関西学生アメリカンフットボールリーグDiv.2、対京産大戦が行われた。一時は同点に追いつかれるも最後はそれぞれのポジションが役割を全うし、17―7で勝利。秋季リーグ初戦を白星で締めくくった。
 試合は同志社のキックオフでスタート。第1Q序盤、相手チームにランプレーやパスを許し、自陣30㍎まで攻め込まれる。残り5分27秒のところで同志社の攻撃が始まるが、ファーストダウンを更新できないまま攻守交代となった。相手OF陣を攻略できず、両者ともに得点0で第2Qへ。
 続く第2Qは、開始直後から同志社に攻撃のチャンスが回ってくる。開始約1分、#15佐々木康(商4)から#83小林(社2)のパスとロングランが決まり、20㍎ゲイン。続けて約1分30秒後、#15佐々木から#86羽入(スポ2)への33㍎のロングパスが成功し、エンドゾーンまで残り5ydとなる。最後は#15佐々木康が#83小林へのTD(タッチダウン)パスを決め、先制点を奪った。#38永田(経4)のキックも成功し、追加点を獲得。リスタート後は相手チームに攻撃の主導権を握られる展開となるも、残り1分5秒のところでFG(フィールドゴール)が失敗に終わり窮地を脱する。さらに追加点を狙うも、相手チームに攻撃権が移ったところで前半戦が終了した。

ボールを持つ佐々木
ロングパスをキャッチした羽入

 相手チームのキックオフで始まった第3Q。隙を盗み攻撃を試みるも、インターセプトを奪われわずか1分で攻守交代となる。しかし、堅いディフェンスで相手の行く手を阻み、ファーストダウンを更新させなかった。残り6分22秒、#83小林が17㍎のランプレーを成功させるが、パスの不成功により得点につながらない。相手の反撃が始まると、勢いを止めることができず同点に追いつかれた。「OFも苦しい状況だったので、まずは状況を打開しよう」(佐々木康)。その思いに応えるように、OF陣が動き出した。第3Q終了間際、#15佐々木康から#89小杉(社2)のパス、ランプレーも成功し合計27㍎ゲインする。

ランプレーを試みる小林

 良い流れのまま第4Qへ突入すると開始10秒、#26久場(法4)が26㍎を走り抜きTD。「ここを決め切らないと、勝ち越されてしまう可能性があったので、あのシリーズで取り切れたことは大きかった」(久場)と自身のプレーを振り返った。その後、自陣31㍎まで攻め込まれたが、相手パスを#1福本(法4)がインターセプトし同志社の攻撃が再開。「ここに来そうやなっていうところを狙えたので、狙い目はかなり良かった」(福本)。勢いそのまま残り1分11秒、敵陣4㍎のところから#38永田がFGを成功させ、17―7と点差を広げた。その後もDF陣の力強いタックルでリードを守りきり、試合終了。最後まで部員全員が役割を全うした結果が勝利につながった。

インターセプトを決めた福本に駆け寄る選手たち

 開幕戦から勝利を収めたワイルドローバー。「しっかり2週間準備して、次の試合は自分たちが思い描いた通りにゲームが進むように頑張っていきたい」(佐々木康)。露呈した課題を修正し、次戦は自分たちが満足のいく試合を展開するに違いない。(文責・沼野涼音、撮影・シンウンス、沼野涼音、益野瑛真、勝部健人)

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