令和6年度関西学生バドミントン秋季リーグ戦大会

　9月17日、和歌山ビッグウェーブにおいて令和6年度関西学生バドミントン秋季リーグ戦大会行われた。4日目の今日は武庫川女子大と対戦。幸先よく3連勝を果たして勝利を決めると、リーグ戦初出場となる1年生ペアにも勝利が生まれ、久しぶりの快勝で今日の試合を終えた。

　先鋒を担ったのは、尾形。今リーグ戦では多くの勝ち星を挙げてチームに貢献する2年生はこの試合でも好調ぶりを見せた。第1セットからテンポのよい攻撃でポイントを重ねて21-9で先取することに成功。第2セットでも相手に一度もリードを許さず、21-8と地力の差を見せつけて勝利した。

　第2シングルスには梅田が登場。第1セットから相手のコーナーを突くショットに苦戦する。主導権を握られて17-21で最初のセットを落とした。しかし、ここからは梅田が本来の実力を発揮。粘り強くレシーブを返しながら、得点の機会をうかがっていく。21-14で第2セットを取ると、勢いそのまま第3セットも競り勝ち、勝ち星を挙げた。

　この試合に勝てば今日の勝利が確定する第1ダブルスには東・田中ペアがコートに向かった。学年差のあるペアは昨年コンビを組んでいたこともあり、息の合ったプレーを見せる。危なげなく21-13で第1セットを取ると、第2セットでも田中のノビのあるスマッシュがコートの四隅に突き刺さり、リードを得る。そのまま逃げ切りに成功し、第2セットも21-18でストレート勝ち。2人が期待通りの活躍でチームの勝利を決定付けた。

　第2ダブルスには1年生コンビの近松・松本ペアが出場。ルーキーらしいプレーで積極的に攻撃を展開。21-15でこのセットを奪う。第2セットこそ相手に流れを渡すも、迎えた最終セットではデュースにもつれ込む激しい展開となる。それでも2人をコミュニケーションを取りながら、相手の攻撃を跳ね返して24-22で勝利を飾り、期待に応えた。

　全勝で今日を終えたい同志社は、第3シングルスで4年生の太田が試合に臨んだ。太田は打点の高い所からのスマッシュで相手を揺さぶって第1セットを21-17で折り返す。第2セットでは一時同点に追いつかれるも、緩急をつけたドロップショットが冴えわたり相手の追随を許さず21-19と僅差で白星を挙げた。

　全勝を挙げて気持ちよく今日の試合を終えて明日の試合に臨む同志社。近松は「もし出場する機会があればしっかり勝ち切って同志社の勝利に貢献したい」と力強く語った。チーム一丸となって明日も勝利を手にするべく邁進し続ける。(文責・久岡悠斗、撮影・青山由菜)

【試合結果】
尾形(スポ2)☆2(21-9、21-8)0武庫川女大

梅田(スポ3)☆2(17-21、21-14、21-15)1武庫川女大

東(商3)、田中(スポ2)☆2(21-13、21-18)0武庫川女大

近松(スポ1)、松本(文情1)☆2(21-15、14-21、24-22)1武庫川女大

太田(スポ4)☆2(21-17、21-19)0武庫川女大

計 同志社大学 5-0 武庫川女子大学