硬式野球部
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【硬式野球部】延長12回でまさかのサヨナラ負け

TEAM 10 11 12 R H E
同志社 12
関学大

令和6年度関西学生野球連盟春季リーグ戦

 5月18日、南港中央野球場(大阪府)で2024年度関西学生野球連盟春季リーグ戦第7節1回戦が行われた。同志社は関学大と対戦し、1ー2で敗北。サヨナラ負けで、対関大戦に続き黒星を喫した。

好投を見せる髙木(商4)

 「2連勝して終わらせる」(髙木)。先発を任された髙木は、2回裏に連続三振を奪うなど3回まではパーフェクトピッチングを見せる。しかし迎えた4回裏に、1死から安打を許すと続く相手4番バッターに左適時打を浴び、先制点を献上した。

援護したい打撃陣は、5回に中森(法3)が出塁。暴投で走者を進め、無死三塁のチャンスを展開した。しかし、川久保(スポ4)、大江(スポ2)が凡退。さらに2死三塁の場面で影山(スポ1)も三振に終わり、得点を挙げることができなかった。

バットを振る中森(法3)

試合が大きく動いたのは7回表。中森がレフトに弾き返し出塁。続けて川久保が初球から右安打を出し、1死一、ニ塁の好機をつくり出す。その後相手のミスが重なり思わぬ形で、2死二、三塁へ。流れをつかんだ打線からバッターボックスには影山が立った。初球を打つと、二塁への内野安打となり中森が生還。同点に追いついた。代打で山元(スポ4)がマウンドに上がると一塁走者が盗塁に成功する。山元が四球で押し出しとなり、2死満塁に。しかし、好機をものにできずこの回は1点止まりとなった。

 一方投手陣は、髙木に代わり、清川(経4)、財原(スポ3)、清野(法2)、野邉(政策2)と継投リレーを繋ぐ。相手打線をきっちり抑え、5回から得点板に0を並べた。

投球する野邉

打線は8、9回と勝ち越しの好機を演出するも生かせず、試合は延長戦へ持ち込まれた。最終12回裏、試合は急展開を迎える。野邉に変わり、橋本裕(商3)がリリーフ投手として登板した。1点も許されない中、粘投を見せるが、2アウトから死球によりランナーを出す。続けて相手9番打者が左安打を放ち、2死一、三塁の窮地を迎えた。そのまま相手の流れを止められず、右適時打を浴びサヨナラ負けを喫した。

落胆する橋本裕

 投打ともに一歩及ばず、悔しい敗戦となった。「もう1回気持ち切り替えてみんなで勝ちに行きたい」(野邉)。明日こそ関学大に白星をあげ、優勝への可能性を残したい。今日の課題を克服し、勝利に向けて死力を尽くせ。(文責:白川愛梨、撮影:沼野涼音、近藤真子、黒田周良、中務桜々子)

スタメン
(一)堀内 4
(二)牧原 8
(三)辻井 2
(四)岡村 3
(五)中森 9
(六)川久保 6
(七)大江 7
(八)影山 5
(九)髙木 1

バッテリー
(同志社)高木、清川、財原、清野、野邉 、橋本裕- 辻井
(関学大) 飯田、溝口 、林- 永谷

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